照明は、面白いけど、難しいです。:ライフスタイルをデザイン【The Clover House】
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新潟市美術館の展示物です。
「土の一瞬(久住有生)」
という作品です。
私が、この作品がいいな、
と思った理由を思い出すと…。
造形自体もシンプルかつダイナミックで、
惹かれるのですが、
おそらく、この作品のライティングによる
陰影に一番惹きつけられたんだと思います。
ということで、ここ1週間ほど、
Kくんと照明のことで、話し合いを続けてきました。
かなり彼も悩んで、Clover Houseの照明プランを
出してきてくれたんですが、
私は突然持ってこられたので、
その時は話を聞くのが精一杯でした。
で、後から、考えてみると、素人なりに、
いろんなことが浮かんできました。
いろんな建築雑誌を見てみたのですが、
私が欲しい情報はあまりなかったですね。
たとえば、一つの家に関する朝から夜までの、
光と影の動きをみせてくれるようなもの。
同じ部屋でも、朝と夜では、違って見えるものだし、
照明の使い方次第で、自分にとって、
しっくりくる空間になれるかどうかが
決まるような気がしたんです。
大方の人は、日中よりも夜、自宅にいることが多いから、
夜の空間を重視してもいいのでは、と思って、
夜の住宅の照明をみせてくれるものを探したけれど、
建築雑誌に載ってるのは、天気のいいお昼の写真ばかり。
といっても、Kくんの話では、期限があるので、
そんなに悩む時間がありませんでした。
それがちょっと残念でした。
だんだん大きい動きがなくなって、
写真だけでは面白味がないかな、
と思っていたら…
あれ、車庫の屋根がなくなっていました。
でも、これは了解事項です。
どうもKくんが設計したものと
実際に組み合わさったものが
合わなかったようで、
もう一度屋根を外して、やり直しを
することにしたそうです。
現場監督Tさんが申し訳ない、と
言っていたそうです。
大丈夫です。やり直すことによって、
ちゃんとしたものが出来上がると、
信じてますから!