▼こども狂言クラブお稽古の取材【米沢市】平成25年12月1日(日)

           

伝国の杜こども狂言クラブの平成25年12月1日(日)のお稽古風景をご紹介します。
こども芸術祭(伝統芸能部門)の前に・・こちらをまとめましたので、お先にご紹介。
こども芸術祭に関しては、のちほど時間をかけてたっぷりご紹介したいと思いますので、今しばらくお待ちください。
(※写真の量が半端ないので結構お時間かかるかも・・ごめんなさいorz)

伝国の杜こども狂言クラブは、『置賜こども芸術祭2013』の翌日にお稽古でした。
和泉流狂言師の山下浩一郎先生のご指導のもと、4月からお稽古してきた演目を、能舞台でおさらいしました。
連日の発表やお稽古と続き、狂言クラブのこども達はよく頑張ったと思います。
若いパワーは無限大∞です!

◆お稽古演目
狂言「盆山(ぼんさん)」
小舞「七つ子(ななつご)」
狂言「鐘の音(かねのね)」
小舞「風車(かざぐるま)」
狂言「仏師(ぶっし)」

狂言「盆山(ぼんさん)」
すり足でピタッと止まって足をかけて
 最初に名乗りをいう位置

新しい型は先生を真似て
 山下先生の指導をしっかりと耳に


参加者は2名です。
最初から最後までの型(動き)を詳細につけました。
初めての能舞台でのお稽古。
特に冒頭は、ストーリーの背景を説明する重要なセリフが並ぶシーンなので、お客様に理解してもらえるようハキハキと発します。
基本の所作「すり足」も再確認します。
腰から下は常に同じ体勢で、上半身はただのっかっているだけになるように。

小舞「七つ子(ななつご)」
舞台は大きく使いましょう
 能舞台からの光景も風情がありますね。

山下先生が細かくご指導にあたります。
 身体の動きを確認する場面


参加者は3名です。
舞を1人ずつご指導いただき、初めての型も繰り返し丁寧にお稽古を重ねます。
小舞「兎(うさぎ)」「宇治の晒(うじのさらし)」も、昨日のこども芸術祭でもって、稽古納めにするため復習しました。
12月からは「七つ子」に集中します。

狂言「鐘の音(かねのね)」
1対1でのお稽古
 鐘の音の型をていねいに

一人舞台なので難易度は高いです。
 一生懸命お稽古に励んでいました。


参加者1名です。
長いセリフを暗記し、ハキハキと発声する姿をみると並々ならぬ努力を感じます。

小舞「風車(かざぐるま)」
風車は三人合わせた舞が決め手
 舞を確認していきます。

着地の場面も慎重に
 風車の舞 弓引きの型


参加者3名です。
謡は全員で1回通してご指導いただき、舞を丁寧に指導。
まずは一人ずつ舞の型を修正。
発表会で1人ずつ舞うには時間がかかるため、最後に3人で舞う方法を検討するが、本番どうするかは現時点では保留となります。

小舞「仏師(ぶっし)」
ペアでセリフ合わせと型確認
 他のペアのときも見て稽古

声が良く出ています。
 シテのセリフ聞いてから


参加者4名です。
前回決めた配役に基づき2人ずつのペアでセリフ合わせと動きの指導を受けました。
待っている間も自分の稽古に役立つよう見学。
仲間の活躍を見て、自身もおさらいします。



よし!次は翌週(12月8日(日))に行われた稽古納めの様子をご紹介!
こちらは昨日、取材に行って参りました。
こども狂言クラブはメンバーを随時募集しておりますよ!
いかがですか?
『こども芸術祭』の記事はちょっとお待ちくださいね。
よし、ここまでまとめきれた・・(ほっ・・)
置賜文化フォーラム編集員の文化リスがお送りしました。



○取材日    平成25年12月1日(日)
        場所:伝国の杜 能舞台(米沢市)
○写真提供   安部理絵さん(財団法人米沢上杉文化振興財団 伝国の杜・置賜文化ホール)
○取材協力   伝国の杜こども狂言クラブのみなさん
        ご指導者 和泉流狂言師 山下浩一郎さん
        財団法人米沢上杉文化振興財団 伝国の杜・置賜文化ホール





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