芋煮会の季節に思うこと:キャリアクリエイト|山形転職支援サービス
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山形では芋煮会シーズン到来である。
子供の頃は芋煮会というと10月の行事だったように思う。
小学校、中学校の時は、授業時間に芋煮鍋を下げて、ぞろぞろ川原にいって楽しんだものだ。
ところが平成元年(1989年)に始まった日本一の芋煮会フェスティバル(毎年、9月第一日曜日開催)を契機に、芋煮会シーズンは9月幕開けとなった。
これは、秋雨前線や台風を避けるための措置だったわけだが、大鍋の芋煮にありつくために、年によっては炎天下で長い時間待たなければならない。
作る方も、食べるほうも本当にしんどいのだ。
お盆過ぎ、近くのスーパーの裏側を見たら、一年間しまいこまれていた芋煮鍋を洗っていた。利用者への貸し出し準備である。
いまではどこのスーパーでもシーズン中は無料で鍋やゴザを貸し出してくれる。
10年前、山形に戻ってきてまもなく。5月のゴールデンウィークに大学時代の仲間が集まった。
「芋煮をやりたい」と駄々をこねる奴がいた。
いまはなき「スーパー ミツマス」に電話したら、オフシーズンなので店にはないが、東山形の倉庫に取りに来てくれれば貸してくれるという。
さっそく借りにいって、馬見ヶ崎川原で芋煮を楽しんだことがなつかしい。
芋煮会シーズンは9月〜10月頃だが、少ないながら春や夏場にBBQと一緒にやっているグループも見かける。
私も4シーズンいつでもやれるように、マイ芋煮鍋を購入した。
でも、最近は季節外れの芋煮会をやりたいというワガママな友人が姿を見せない。
ちょっぴり寂しい哉。
今週末9月4日は第23回芋煮会である。
今年は放射能問題でいつもの年以上に気苦労が多いらしい。