【転職のコツ】 未経験MR(医薬情報担当者)の最近の採用動向:ジンジャーズ|山形転職支援・Uターン支援サービス
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それこそ白い巨塔に登場するような、難しそうな先生方を相手に一歩も引かない強靭な交渉力と忍耐力と素早い判断力で、競合他社の強敵を凌駕していく。。。結果、想像も出来ないような高収入を得る。
この仕事を始めてから、これまであまり係わることの無かったMRの方々や、これからMRを目指したい、という方々と面談させていただく機会を得ます。
その様な中、ひょっとすると最近、私が昔イメージしたような人材が求められているのでは?と思われる出来事(具体的には、以前はこのレベルなら!?という未経験MR志望者なのに採用試験がなかなか通らない)が続きました。
キャリアコンサルタントを名乗る以上、業界素人なりにも最近の動向を抑えておく必要があること、特に、心情的にも未経験の若者の転職機会には最低限の業界現状は伝えていきたい、と思いちょっと調べてみました。
(実情、優秀なMR有資格者は情報量も多く、あえて「山形」という情報環境にある
キャリアクリエイトへのご相談はほとんどありません)
おそらく極々入り口に立つレベルと思いますので、もし、更に詳しいことや理解違いの点ありましたら、是非ご教授ください。。。
医薬品業界は今2010年問題という状況にあります。
医薬品の特許は20年が通常ですが、1990年前後が有力・大型医薬品の開発が多かったのだそうです。
すなわち特許期間を経過するこの2010年前後から、国の施策にも後押しを受けている安価な後発医薬品(ジェネリック医薬品)メーカーが一斉に製造・販売参入を進めるわけです。
開発医薬品メーカーとしては、収益を支えていた主力商品がこれらジェネリック医薬品にとって代わりますので、大きく収益構造事態が変わります。
これを引き金に、M&Aなどの企業統合や再編が進められ、いわゆる勝ち組・負け組が明らかになってきています。
そして、勝ち組といわれている大手においても、開発に軸足をおいた収益構造から、市場開拓・販売へのパワーシフトを進めているのだと思います。
かくして、勝ち組による「優秀なMR]の特需が発生しました。これは来年以降も継続するという見方が一般的のようです。
一方で、「長期化する」という見通しがあると、企業の視点は「ローコスト・育成・戦力化」という方向性に向かいます。
そしてこのことを背景に、「未経験MRの特需」が発生しました。
これは想像ですが、これらの状況にこの不況も相俟って、企業側としては「素養のある人材」をある程度確保できているのではないでしょうか?
こう考えると、特需ですから一見「売り手市場」になると思いきや、選考ハードルがあがっていることも納得できます。
特に、来春採用の新卒者の傾向などは注視したい要素と思われます。
最後に、話が元に戻りますが、ハードルが高くなっていると思われる「未経験MR」チャレンジの心得を一点だけ・・・
業界未経験だから、知らなくて良いということは全く無くなりました。
今あなたが住んでいる都道府県の一人当たりの年間医療費はいくらか?
無防備に面接にいくと聞かれるそうですよ・・・・w。