▼【東京出張面談報告】山形へのUターン希望者との面談
恒例の東京出張面談。
9月の大型連休後。
かつ、10月三連休前とあって、いつもの7時4分発つばさは比較的空いていました。
この秋一番の冷え込みで、周りにはぽつぽつとシーズン初のマフラー姿も見受けられます。
今回の面談予定は3名です。
ちょっと少なめのお申し込みでしたので、「どうせならお一人お一人、もう少し長めのセッティングにすればよかったかな・・。」などと思いつつ、新幹線の中で皆さんのレジュメを拝見しながら予習をしました。
慣れてきてしまっていることに気づき自分を戒めたのは、福島を走っているときの車窓から見える震災で破損した家屋を覆う青いシートです。
「手が回らない」という業者さんの声は今でも聞こえますが、一向に修繕の手がまわらないあの家屋に生活する方々は、この前の台風のときは大丈夫だったのかな。

さて、いつも待ち合わせ場所に利用している新橋SL広場。
当日は古本まつりでした。昨年も古本祭りの日に面談日だったこと、そして土砂降りの雨だったことを思い出しつつ、お一人目の面談。

庄内出身のWさん。
年内にはなんとかUターンしたいということで、おそらく持ち前の整理能力で、転職を望む気持ちや現在の職場環境をご自分なりにかなり深く考えていらっしゃいました。
ネットワークの知識やセキュリティの知識についてこれから克服していこうとする、Java/PHP/Perlを駆使できる携帯アプリケーションSEです。
できれば鶴岡市で働きたい!なんとかお力になりたいと思いました。

山形市出身のSさん。
Sさんは不動産マーケティングリサーチのプロです。Uターンが第一志望ですが、残念ながら経験業務をそのまま山形でという視点だと稀有な職種です。
素人理解だと、一旦企業内にノウハウが蓄積されると、業務がマニュアル化しそうな世界なのかなと思いがちですが、Sさんは常に独自のスパイスを効かせる事を意識してきたとのこと。
リサーチを展開する上で駆使した工夫や行動力を、他業種に置き換えて活かせる分野はないものか?とSさんと一緒に考えてきました。うーん。どなたかアイディアありませんか?

埼玉県出身のIさん。
Iさんは、山形に本社がある企業の関東地区の営業所の求人に応募していただきました。
17年間の建設業界の営業のご経験は、お客様開拓から現場施工管理・引渡しまでのすべてを網羅されています。
山形の企業に興味を持ってくださってありがとうございます。ご縁を結べるよう全力でサポートさせていただきます。

例の如く、面談のあとは一刻も早く山形に帰りたくなります。
面談する皆さんから、「山形に帰りたい」「山形で生活したい」「山形は大好きなふるさと」と毎回言われるからでしょう。
古本まつりで、ずっと昔に読んだはずの文庫本3冊(計500円也)と、缶ビールを1本買って帰りの新幹線に乗り込みました。

次回の東京出張面談は10/22(土)です。
お気軽にお申し込みください!

(文:佐藤広一)
2011.10.04:kouichi

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