孫と暮らしてみて・ゲーム脳:生涯学習ノート

生涯学習ノート
孫と暮らしてみて・ゲーム脳
春休みで孫二人が遊びにきました
7日間一緒に生活しました

ニーズ対応でゲームセンターへ行きました
孫と一緒に射撃ゲームをしました
次から次と出てくる怪物のような悪漢に鉄砲を撃ちまくるゲームでした

打つたびに血が飛び出てばたばたと倒れるのです
打っても打っても怪物悪漢は飛び出てきます
確かに最初は快感めいたものを感じますが、暫くたつと感覚が麻痺してきて惰性でやているような感じです

子ども殺人事件が続発しました
新聞の見出しに「ゲーム脳」という言葉もみつけました
テレビの解説者たちは、「ゲームが原因ではない」と盛んにコメントしています

横浜労災病院の先生は昔の遊びのなかにはコミュニケーションを含んだお遊びが多かったという話をされていました
「鬼ごっこ」などには、遊びのかなかに人間関係の機微をとりこんで、相手を思いながら遊べる遊びだった
つまり、見えていても見えないふりをしたりして、曖昧さを残しながら関係を作って行くという学習を遊びながら身につけていった、というのです

私は5年前に小学校の同級会を50余年ぶりで開いてみました
当時の小学時代の休み時間での遊びは、馬乗りと押しくら饅頭でした
男と女が一緒になって、お互いのまたぐらに首を突っ込んで馬になり、その上に走って飛び乗るのでした
押し競饅頭もとにかく体を密着させてぐいぐい押していく遊びでしたよね

戦後まもない、あの当時の小学生には男女の意識は弱かったのですね
また暖房器具が不十分で寒かったので、体を温める遊びが優先されたということもあったのでしょう

50余念ぶりで集まった同級生は期せずして馬乗りと押し競饅頭遊びの話を持ち出しました
体と体を触れ合って遊んだ仲間、という懐かしさが65歳の熟男熟女の心を一つにしてしまいました

ゲーム遊びは一人の遊びです
孫達の人間としての心の成長はどうなるものやら
2008.04.10:Copyright (C) 年だからでなく年がいもなく
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