▼「ガンを超える生き方」−(4)
『ガンになったら「まずはあきらめよう、もがくのはやめよう」』
と著者はいう。詳しくは下記の通り
治癒した進行ガンの症例を検討した結果、いずれの患者も、ガンに対する恐怖心を持っていなかったということが判明
ガンに対する恐怖心は、助からないかもしれないという思う不安なばかりではない
ガンに負けない、頑張ろうと思う気持ちも裏を返せば、ガンに対する恐怖心である
医学的に理解しがたい治癒が起きた症例では、一般的でない3つのパターンの心理が働いている
@患者さんがガンと言う現実から離れる
Aガンと言う現実を忘れてしまう
B自分の人生観をしっかり持つ
もしガンになったら「まずはあきらめよう」「治そう、助かろうと考え、もがくのはやめよう」と考えることが治癒のスタート
とにかく一度心の中を無にしてみる。オールクリアにすることが大切
著者が診ていた54歳の直腸ガン患者の例
手術して8年たった現在、再発なし。進行ガンは完全に治ったと思われる
この患者は医者の指示を守る以外に、これからの人生をどのように生きていったらいいのか、を徹底的に考えた
ガンを冷静に受け止めて治療を受け、退院してからは自らの考えで、肉体的ストレスや心理的なストレスを見事に除去したのです
ガンと言う病気を経験し、自分の生き方をはっきりと意識するようになった
ガンになって自分の生き方を自分で決めることに気がついた
▲Bのガン対策に人生観をしっかり持つ必要性は自分のガン患者としての生き方からも共感する
成り行き任せでやってきてしまった感があるわれわれ世代は人生観を持つということはあまり得意ではないようだ
セカンドライフプランセミナーの講師として今その必要性を強調しているが
反応は芳しくない
Bの事例を話して見ることもいいかもしれない
2009.01.11:choro
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