▼「結婚って必要?」その2
・先に投稿した「結婚って必要?」に遥さんが、未婚者はこれから増える。多数派になれば制度は未婚者に歩み寄らざるをえなくなる。と述べていました
・また独り暮らしの高齢者の介護については、家族が老後を保障するとはかぎらない。私は弱音を吐ける友人達とネットワークを作って苦しい時にも支え合っている。介護はそういう関係の延長上にあると思う。危機がきたときに頼れるのは心が優しく強い人。それは別に家族でなくてもいい、とも述べています
先日の某新聞に下記のような記事が載っていました
・高齢者の孤独死が社会問題となっています
そんな中、働き盛りの人に目を向けると、結婚しない人が増える一方、離婚する人も減りません
このまま20年もたてば、日本は世界でも類を見ない“ひとり暮らし”大国となることは間違いないのです
そんなとき日本の高齢者はどう暮らしていけばいいのか。
@ お見合いサービス、対象年齢が上昇、有料老人ホーム数が07年に2600超にお見合いサービス、パーティー盛んだが、40代50代など対象とする年齢層はあがっている
厚生労働省のデータからだそうですが
A 65歳以上の初婚件数は70年に、夫が72件だったのが、06年には192件
妻では同期間、31件から153件と高齢者の初婚件数は少ないながら着実に増加を続けている
これを50歳以上に広げてみると、夫側は563件から5063件と10倍、妻側では、621件から1317件と倍増、男女で差はあるが飛躍的に増加している点は共通である
B 65歳以上で単独世帯の数は年々増加 86年 128万世帯 06年 410万世帯 3.5倍
C 高齢者の夫婦だけで暮らす世帯は増加
86年 105万世帯(全世帯に占める2.8%) 06年 433万
▲ 高齢者のお見合いサービスが増加しているということは、婚期を逃した人たちが最後まであきらめずに結婚を目指して頑張っている結果なのでしょうか
また一度離婚した男女がもう一度、結婚生活を求めて参加する例も多いというのは一度結婚を体験された人たちが結婚の良さを認めているからなのでしょうか
▲ Aのように65歳以上の初婚が増えているというのも面白いですね
▲ BCのように老人の単独世帯、夫婦だけで暮らす世帯は増えてきています
高齢者の孤独死を防いでいくために、夫婦間、親子間の関係作りはどうあるべきか
地域からの支援をどう取り付けていくか
あるいは遥さんがいうように家族に頼らないネットワークつくりを目指していくのか
いろいろ考えさせられます
2009.01.24:choro
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