▼アセスメント(査定)
若者の就職支援セミナーで自己分析のひとつとしてVPIとエゴグラムという2のアセスメント行った
VPIは職業興味検査である
表示されている160の職業を見て、自分が興味のある職業に丸をつけていくことによって自分の興味関心のある「職業領域」と、職業に関しての「心理的傾向」がわかる査定である
エゴグラムは東大方式で53の質問にはい、どちらでもない、いいえに印をつけ得点化することによって自分の「自我状態」をグラフ化して自分のタイプを知るという査定である
同じ日に2時間半かけて行う
VPIもエゴグラムも図表化、グラフ化するので他人の結果も見やすい
図表化、グラフ化することによって自分というものを客観的に見直すことができる
また人の図表やグラフを見ることによって人はそれぞれ違うということがわかりやすくなる
出来上がった図表やグラフを見ながらそれぞれが感想を口にしだす
お互いに見せ合いながら話始める
今回のメンバーは厳しい状況を反映しているせいか、今まで以上にアセスメントに取り組む姿勢が真剣である
基礎力があるのでアセスメントに関しての理解も高く、結果についての納得性も高いようである
再就職セミナーでアセスメントを体験したのであるが彼らにとっては自分というものをいい見直すチャンスであったはずである
これを就職活動にどう結びつけていくかがこれからの課題であるが、これからの生き方にも活かしてほしいと欲張って話す
このようなアセスメントはあくまでも仮説であり、決定的なものではないことを強調
人は持って生まれたものとその後育ちかたによって、それぞれの特性を有しているということ
自分らしく生き抜くにはできるだけ自分を客観的に見つめていくことが大事であり、他者の特性にたいしても配慮していくことなど
アセスメントの活用によってより豊かな人生をおくることが可能になるのではないかと思いながら若者たちと取り組んでいる
アセスメントを終えて数日後30分の個別カウンセリングを行う
アセスメントの結果を踏まえて自分について語ろうとする
まだまだ不足な面は多いが、少なくとも1回目のカウンセリングのときよりも自分について力強く語ろうとする
これからのお付き合いが楽しみである
2009.08.31:choro
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