▼年がいもなく自己分析を
若者就職支援セミナーの受講者にエゴグラムを紹介する時間がある
質問表に答えてもらってその結果を数値化、グラフ化し「気づかなかった自分に気づいてもらう」という狙いである
職業興味検査(VPI)と併せて行っている
エゴグラムというのは
東大式エゴグラムは53の質問に答える
3つの自我状態のP A Cのバランスを知ることによって、自分の特徴を客観的に知ることができる
自我状態というのは、心の状態や行動パターンとも言い換えられる
3つの自我状態はさらに5つの自我状態に分けられる
わかりやすくいうと「心の中の5人家族」とも言える
(1)P親の自我状態 @ CP:批判的な親「怒りっぽい頑固親父」
A NP:養護的な親 「お世話好きオバチャン」
(2)A大人の自我状態 B 大人「クールで合理的なお兄さん」
(3)C子供の自我状態 C FC:自由奔放な子供「明るいヤンチャ坊主」
D AC:順応した子供「気配りイイ子ぶりっ子」
私の場合結果を採点してみるとCP 20点 NP 14点 A 20点 FC 12点
AC 8点となる
グラフにしてみると 一番左のCPと真ん中のAと右のFCが高い「逆N型T」になる
解説書によると「逆N型T」のタイプについてこう書かれている
『このタイプは、理想をかかげ、責任感が強い。自他共に厳しいという特徴と論理的、知的で有能であるという特徴を合わせもつので、仕事をこなす上ではパーフェクトに近い。ただし、人への思いやり、気づかいが不足し、「毒舌家」になりやすい。デュセイは、「がんこな警官」の例をあげ、厳しく規則に従い、仕事は楽しめるが、優しさや思いやりが無いとしている』
「うーん!あたっているなー」となんとなく納得してしまう
前にブログにも投稿したが、私の60歳の誕生祝に送ってくれたYさんの私宛のメッセージ『「あらねばならない」という考えに基づき行動し情況に対し「フレキシビリテイ」に欠ける面がある』というのもこの解説に近い
別の自己分析、エニアグラムでは「タイプ3」である
「タイプ3」の特徴は、キーワード「達成する人」で、成果を出して賞賛を得て価値を認められたい人である
このように各種のアセスメントやってみると次第に自分像が明確になっていくような気がする
人は持って生まれたものがあり、育っている環境の影響をうけても本質的に変わらない部分があるといわれている
確かにそうである
仕事柄、何度も同じアセスメントを受けてきたが結果はほとんど変わらない
自分は自分なんだ、自分らしさ、というものがあるのだということが、遅きにしっしたがこの年になって気がつくようになる
そしてアセスメントを通して自分というものを客観的により深く知るようになると、他者も同じようにそれぞれ特徴をもっていることを改めて認識させられる
女房への視点も変わってくるような気がする
心理学は
@心を理論的に学ぶ
A心を理解するのを学ぶ → 「人間理解」→ ・自分を理解する、他人を
理解する
と言われている
日本の教育のなかには心理学を学習する機会が少ないような気がする
より豊かな人生を送れる社会を目指して血液型に関心を持つように、心理学的検査(アセスメント)にもっと関心が寄せられて、広まって行っていいのかもしれない
女房はどのタイプなのかアセスメントを受けたことがないので分からないが
想像はつく
お互いのタイプを分かり合えたら家庭内生活ももっと円滑にいくのだろうか?・・・
もう年だから関係ないかな
2009.09.02:choro
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