▼例会(勉強会)
毎月土曜日に行っていた例会が日曜日になった
土曜日は勤務している会員が出席が難しいという理由で日曜日にした
ということでいつもは10名くらいの出席者が今回は15名の出席
そして今回は期せずして新しい人が3名もゲストとして参加してくれた
それぞれキャリアに関心をもって資格を取得したり、すでに稼動している人たちである
いつもの通り10:30からスタートして中に2名のカウンセリングを挟んで終わったのは17:00
今回から大学や高校関係などの事業活動計画を見据えてのプロジェクトを立ち上げることになった
各プロジェクトの事業計画とそれに関する説明が終わったあと、ライフコンパス(キャリア形成)と大学関係の2つのプロジェクトに分かれての推進会に入った
今回の事業化を見据えてのプロジェクトの立ち上げは時機を得たものである
我々の団体キャリアネットワークは実践活動を行っているメンバーが多いという特徴を生かして、現場から学び現場へ発信するという理念で行っている
毎月の地道な活動を継続していくことによって、社会貢献と同時に団体及び個人の質の向上も図って行けるのではないかと思う
今後の毎月の活動が重要になる
終了後恒例に従って有志による飲み会があった
恒例となっている自己開示があった
がん患者である私としては毎度毎度のことながら「生き死に」の話になってしまう
次のような話をしたと記憶している
『「命とはなんでしょう?」「命とは<時間>です」
69歳のがん患者の自分にとっては命・時間は残り少ない
何に使うかはものすごく重要なこと
今、自分は相当の時間をこの団体の活動に使っている
なぜこの活動に時間を費やしていけるのか?
と自分に問いかけると、「ジェネラティヴィティ」と答えたい』といって「ジェネラティヴィティ」の概念について説明した
実は「ジェネラティヴィティ」についてはちょうど会の始まりのときに会の代表の挨拶のなかにあった言葉である
その挨拶のときに配布された資料に「中年期の危機の乗り越え方」と出して下記のように書かれていた
『中年期としての新しいアイデンテティを築くためには「ジェネラティヴィティ」が大事である
「ジェネラティヴィティ」とは「世代性」とか「生殖性」と訳されており、3つの概念を含んでいる
1・「創造性」〜これまでの経験と知識を活かして、何かを生み出す
2・「世代継承性」〜自分の会得したものを、次の世代に伝える
3・「愛他性」〜人のために何かをしてあげようとする優しさ」』
セカンドライフプラン作成セミナーで中高年を励まし、勇気付けるために「ジェネラティヴィティ」の話をする
なんのことは無い。「ジェネラティヴィティ」は自分自身への言葉なのである
所属している団体はその概念を具現化できる「居場所」なのだ
もし自分が今まで培ってきたものが団体のために役立ち、培ってきたもののなかに若い人たちに伝えれるものがあるとすれば、伝えていくことを喜びとしていきたい
70歳になろうとしているのに若い人たちと一緒になって活動できることに生きがいを見出していけることは恵まれていると思う
2010.02.25:choro
→トップへ
(C)生涯学習ノート
powered by samidare
system by community media (Free CMS)