▼映画「しあわせの隠れ場所」
サンドラ・ドラックがアカデミー賞主演女優賞を受賞した映画
黒人少年がある家族に支えられてプロのアメフトのスター選手になるという成功実話物語
ということで孫と女房と3人ででかけた
見終わった後の感想は「期待以上の映画だった」ということ
孫も女房も大満足で「良かった、良かったねー」を連発
父親の顔も知らず、薬漬けの母親と引き離され寝る場所も無い1人ぼっちの黒人少年に声をかけた白人女性がいた
彼女は娘と息子の2児の母親であったが、旦那はレストランで成功をおさめて広い邸宅に住んでいた
その母親は黒人少年を家に泊めてやることから、少年と白人1家との関係が生まれる
黒人少年は学習面では劣っていたが身体的能力には恵まれていた
里親に出されるたびに逃げ帰っていた少年であるが黒人特有の悪さには染まらず、仲間を危険から守るという保護本能は人並み以上に発達していたのである
黒人少年は家族の愛に励まされたフットボールと勉学に励んで成長していく
そして大学へ進むだけの学力も身につけて有名大学のお誘いのなかからミシシッピー大学へ進む
その後プロに入って活躍したであろう様子はエンドシーンに続けてでる本人を中心とする写真が物語ってくれる
黒人と白人だけでなく、人と人が信頼と愛情を基にして繋ぎあえるというメッセージを発してくれる映画である
人にはそれぞれその人なりの才能が与えられている
成績だけが人生を決めるのではない、自分に与えられた能力に気づいてそれを延ばしていけばいい
世の中には金では買えないものがあること
家族の愛情、家族の絆の大切さ
なども伝えてくれる
アメリアらしい自立とそれに対する国をあげての支援も描かれる
努力すれば報われるというアメリンドリーム的メッセージも若干であるが伝わってくる
実話物語であるだけに説得力が大きい
暗くなりがちな場面は、ユーモアと気のきいたセリフで明るい場面にしてくれる
それ以上に女性役を演じるサンドラ・ドラックの演技が素晴らしい
彼女が出てくるだけで明るい気分にしてくれる名演技でありはまり役である
主演女優賞受賞も納得がいく
孫はハイスクールのアメフトの練習や試合場面が面白かったというがこの映画の持つ
コアの部分も感じてくれたようである
これからの自分の人生を切り拓いていくのには、説教じみたじいじいの話を聞くよりもこの映画を観たほうがずっとはためになった違いない
2010.04.09:choro
期待!
映画を観るのをひとつのお楽しみ(ご褒美)にしているのですが、
この映画観たいと思います。
福島は、例によって映画の公開が遅いので、先になりますが。。
サンドラ・ブロック、とてもキュートですよね。
有名になる前に出ていた映画でも、彼女の人間的な魅力のためか
とても印象に残る女優さんでした。
2010.04.10:まめこ
是非ご覧になって
この映画でアメリカの懐の深さを感じました
今の日本の一度失敗してしまうと「自己責任」という錘で
沈められてしまうことに疑問と憤りに近いものを感じます
派遣村に集まる人たちの家族や親戚との絆はどうなっているのでしょう
昔は家族や親戚達がサポートしてくれた日本の社会でしたが今はそんな
ことは期待できないのでしょう
そうであればそれなりの日本独自のセーフティーネットを創り上
げなければいけないはずです
話は飛びますが、キャリア教育もセーフティーネットの1つとして
考えています
自立社会とかいっても人間はそんなに強くはないし、うまくいかないと
きもあるのですからいろいろなセーフティーネットは必要なのです
固い話になってすみません
2010.04.10:長朗
実話ですものね
やっと観てきました。
血がつながっているだけの関係だけでなく、家族の絆とは…あらためて考えさせられました。
たとえ身内だろうと他人だろうと、相手に心をこめて対峙するとき、ちゃんと伝わるかどうかは瞬時の賭けだったりします。
信頼関係をつくるのには相手があってのことだから骨がおれる時も多々あるけれども、繋がったと思えるその瞬間を期待し信じたいですね。
2010.05.01:ひだまり
まにあいましたね
どこかの映画館で4時台にやっていましたね
アメリカは養子縁組に熱心という文化・風土のようなものがあるのですね
宗教的背景もあるのでしょうが、アメリカという国の懐の深さを感じます
家族の絆もどんどん細くなってきている感じがします
血が繋がっているとか、同じ屋根の下で暮らしているからだけでは家族とは言えなくなってきているのでしょうか
家族の絆つくりも世の中の変化に対応していかないといけないのかもしれません
そういう意味でこの映画にはいろいろ考えさせられました
サンドラ・ブロックはやはり離婚しましたね
旦那の浮気が原因とか
先日・「ラブ・アンド・ウォー」を観ました
いい感じで、好きな女優の一人だな、と思いました
2010.05.01:長朗
→トップへ
(C)生涯学習ノート
powered by samidare
system by community media (Free CMS)