▼「いのちの田圃の会」例会
8月は休会だったので、6月に続いて2回目の参加である
復興記念会館で13:30から16:00
前回は10名くらいの参加者であったが、今回は20名くらいで会場は一杯
前回同様に
@氏名、住所、発生時期と部位
A最近うれしかったこと、感動したこと 
について1分以内で話すことからはじまった
時計係がおってタイマーで1分間経過するとブザーがなる仕組みである
ということは黙って喋らせるとどんどん話し込む会員が多いということか
ついでこれも前回同様に、月刊誌「いのちの田圃」の選定記事の輪読である
今回は「何故だかうまくゆかない人たちへ(前編)」(川竹代表)と6月に行われた『第2回千百人集会」分化会レポート』である
誰がどのような選択をしてこの記事を選んだのかについての説明はない
1人ずつ細切れにして読んでいく
全部で9Pもあるので結構時間がかかる
読み終わっての質問や感想を述べる時間はほとんどない
自宅で読んでいるから、わざわざ貴重な時間をつかって読みあわせをすることも無いのではないかとも思うが、時には月刊誌を購読してない参加者もいるようである
毎回そのような人のために月刊誌が用意されている
今回も父親ががんで、それに付き添ってこられた娘さんがそうであった
読みあわせでほとんど終了の4時近くになる
まだ参加して2回目であるから感ずるのかもしれないが、参加者の発言時間がほとんどないことが気になる
がんを宣告されてパニック状態になっている人であれば、このような場ではいろいろなことを聞きたいし、話を聞いてもらいたいという欲求をもっているのではないかと思う
そのような時間と雰囲気があまり感じられないのである
この会はがん患者の会としては全国1の会員数を有し、川竹さんという強力なリーダーをのもと活躍の場を広げている
すでにがんを克服したと認定された「治ったさん」が300人を超えているという実績も持っている
仙台支部にも数名おられて、今回の例会にも3名参加されてアドバイザー役を務めている
この方々の発言、助言は体験に裏づけされたものだけに力づけられる
願わくば新参者でもどんどん質問や発言できるような雰囲気をもった会であってほしいと思いながら帰途に就いた
読み合わせのときに順番がまわってきて読んだ箇所は下記のようなものであった
分科会での質問に対する、治ったさんの答えである
「先月は風邪の様な症状になって、高い質問がでましたが大丈夫でしょうか?」
「がんの人はなかなか風邪を引かないし、熱も出ないですが、高い熱がでたということは、身体の殺菌作用が働いたということですよ。
熱がでたときにすぐ病院に走ってしまうことがないように、正し知識を持つこと。困ったときに対応できる手当てとかをきちっと勉強しておくといいです」
その朝ウオーキングをしたとき声が少し擦れていることに気がついたが、気に留めず、午後からの例会に参加し何ごともなく帰ってきた
夕食を済ませ、大曲の花火をテレビを観て風呂に入ったのが9時近くであった
風呂から上がろうとしたときに急に悪寒がおそって体が振るえだした
すぐにベッドに横になって寝ようとしたがますます悪寒は激しくなっていくばかり
女房を呼んで体温を測ってもらうと38度という
そのうち収まるだろうとおもって暫く我慢していたが、さらに震えは激しくなる
もういちど体温を測ってもらうと39度にあがっている
先日やってしまった熱中症のことも頭に浮かんだが、あのとき襲った頭痛や吐き気はない
女房も顔色をみて、熱中症のように青くはなっていないという
糖尿病から来る低血糖も懸念し、あわてて飴玉もしゃぶってみる
その間に女房に布団や湯たんぽなど総動員して体を温めてもらう
悪寒と震えはますます激しくなるので3度目の測定してもらった
39.9度まで上昇しているではないか
女房は救急車を呼びましょう、といいだしたが、このときに午後の例会で読み合わせしたとき読んだ内容を思い出した
ひょっとしたら風邪ではなくて、排毒作用かもしれない、と
そう思い始めたら、いつの間にか眠りについていた
夜中目を覚ますとパジャマは絞れるほどの汗であった
女房は着の身のままで横になっていた
明け方までもう1度パジャマを着替えた
朝起きて体温を測ったら36.6度になっていた
単なる風邪の熱だったのか,排毒作用からくる熱だったのかはわからない
排毒作用の熱だったと思い込むことにした

2010.08.30:choro

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