▼A企業のセカンドライフ研修
午前中に大学病院で輸血用の自己血の採血を終え、1休みしたあと午後4時から5時半まで研修の講師を務めた
参加者34名、対象者は超大手企業A社の48歳の社員
A企業は50歳になると、退職、再雇用を選択する仕組みになっている
選択に備えて、選択の際に役立つ情報を提供する1日コースの研修である
朝から4時までは
◕ライフデザインの意義と必要性について
◕雇用形態選択目前の進路選択
◕生涯経済プラン
などについて企業側からの説明
4時からは「セカンドキャリア開発の必要性と将来設計図の作成」というテーマでの研修
である
さらに細かくわけると下記のようなプログラムとなる
@テキスト説明 (パワーポイント10枚)
Aライフプランシートの作成
Bグループでの意見交流
テキスト説明で使える時間はわずか40分
10枚もあるテキストを40分でうまく話すというのは至難である
A企業の社員の研修ニーズを踏まえて受講生がセカンドライフプランを作成してみよう!と動機づけるために話のポイントを絞り、言葉選びをする準備が大変
40分話すのに10時間くらいの準備をして臨んだ
研修の狙いは
50歳の選択を見据えて、自分を見直し、人生を考え、60歳までのキャリア構築を考えてもらうということである
キャリア構築のポイントとしては
◕自分の専門的強みを認識し、60歳までその強みをさらに育てる
◕職場での自分の存在感を認識し、ミドルとして部下の育成を図りながらスキルの継承をはかっていく
という2点である
気づきを促すために、刺激的な言葉を発したり、事例をあげて話してみたりする
顔をあげて聞いてくれる姿や、メモを取ってくれる人の姿を見ると話がさらに弾んでいく
ライフプランシート作成に30分、意見交流に20分かける
参加者全員が熱心に書いて、真剣に話し合ってくれた
A企業の社員は48歳でこのような研修の機会が与えられるのは恵まれているといえる
高度成長の時には各企業とも50歳55歳、60歳の節目にはこのような研修行っていたが最近は減ってきている
できるだけ早期に、自分と向き合い、自分のこれからのキャリア構築を考えることは社員にとっても企業にとっても必要なことと思う
所属している「中高年齢者雇用福祉協会」という団体の主な仕事はセカンドライフセミナーの講師役であった
最近は就職支援などの仕事が多くなっているが、久しぶりに本来の仕事をやるとやりがいを感じる
90分の時間はあっという間に過ぎた
受講生の熱気が伝わってきて疲れは感じなかった
女房は自己血採血したあとでの貧血を心配してくれたが、やってみたら充実感、達成感を味わうことができた
血液の鉄分も増え、免疫力も高まったことだろう
この仕事は21日秋田でもう1度トライできる
さらに免疫力を高めることができそうだ
2010.09.16:choro
魂がこもってるのを感じます
ご自身のことでいっぱいいっぱいになりそうな状況下ですが、
大切なことを大切にされるその眼差しには、受講生は本物を感じざるを得ないでしょう。
秋田でもまたあるとのこと。
世直し、また一歩進みますね。
2010.09.18:hasegawa
熱中症
いっぱいいっぱいから前向きに逃げるために、いつもより熱が入る
いっぱいいっぱいで考えると「命の尊さ」に気づきます
キャリア構築は極めて言えば「命の構築」ともいえるのではないか
そう思うとまた熱が入るのです
秋田も熱中しまくります
2010.09.19:長朗
凄いですね
ブログから長朗の90分の講義の様子が伝わりました。
やっぱり、準備万端でありとても内容の濃いものなのですね。
この熱い講義を受講したくなりましたよ。
2010.09.19:佐藤準一
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