なぜ木を治しつづけるのか:リーダーズ・コミュニティ Leaderz
リーダーズ・コミュニティ Leaderz |
ゲストさんようこそ
合計 8人
■記事数
公開 863件
限定公開 0件 合計 863件 ■アクセス数
今日 444件
昨日 199件 合計 965,933件 |
リーダーズ・コミュニティ Leaderz |
ゲストさんようこそ
合計 8人
■記事数
公開 863件
限定公開 0件 合計 863件 ■アクセス数
今日 444件
昨日 199件 合計 965,933件 |
病気になって朽ちていくのも「大自然の中の掟だよ」と言われているような気がします。
ただ、私のできることは、できる範囲でやってあげたいと思うんです。
樹木医になってすぐに、八十代のおばあさんから庭の赤松が枯れそうだからと頼まれました。
うかがうと「この木が死んだら私も死んじゃうの」と言う。
でも、松の治療をし、やがて新芽が出たとき、
おばあさんの顔が変わったんです。
すごくいい顔になった。
それを見て、もしかしたら私の仕事は木の医者ではなく、依頼者の心の支えに少しでもなってあげることなのかなと、うれしくなりました。
By塚本こなみ
(プロフェッショナル仕事の流儀6FileNo.16より)