▼京セラフィロソフィー 「お客様第一主義を貫く」
お客様第一主義を貫く
企業が利益を追求する集団であるということをはき違え、自分たちだけが儲けんがため、という仕事の進め方をしているケースがあります。
これは絶対にあってはならないことです。社外の客先は当然ながら、社内の部門間であっても、相手に喜んでいただくということが商いの基本です。
私たちが納期に追われて一生懸命に働くのも、お客様が必要とされるときに品物を届けたいと思うからです。
また、“手の切れるような製品”をつくらなければ ならないのも、お客様の要望に応えたいと思うからです。
そして、お客様がさらに高い利益をあげられるように、新製品の開発を行わなければならないのです。
全ては、お客様に喜んでいただくという一点から出ているのです。
自分たちの利益のみを考えるケースが今非常に多いようですが、そのように自己中心的にものごとを考えている人には、ビジネスチャンスは訪れにくいものです。
素晴らしいビジネスができる人とは、相手が儲かるようにしてあげる人です。これがビジネスチャンスをもたらし、ひいては自分の利益も生むのです。
2022.09.03:反田快舟
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