【辛くてうまいぞ!〜昔ながらの花作大根】:ながいファン倶楽部ライブラリー

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【辛くてうまいぞ!〜昔ながらの花作大根】


▲長井市花作町で「花作大根」を作っている横澤芳一さん

花作大根は、上杉藩時代から長井市花作町地区で漬け物用として栽培
されてきた大根で、独特の歯ざわりと長期保存が可能なことからとて
も重宝されてきたそうです。しかし、冷蔵庫などの普及により長期
保存の必要がなくなってきたことから昭和50年代には栽培する人が
いなくなりました。そんな昔ながらの大根を復活させようと平成14年
に「ねえてぶ花作大根」(代表 横澤芳一さん)が結成されました。

▼花作大根は普通の大根に比べ短く、およそ3分の1の長さです。この
ねずみの尾のような根から「ネズミノオ」、俗にねずみ大根と呼ばれ
ているのだとか。


▼長さは普通の大根の3分の1ですが、辛さは普通の大根の3倍もある
辛味の強い大根です。


生の薄切りではあまり分からなかったのですが、大根おろしにすると
普通の大根より辛いのが分かりました。普通の大根と比べると硬く、
水分も少なめで、そばの薬味などにとてもよく合いそうです!生の花
作大根に塩味で調理すると苦味が出るため、2〜3ヶ月間塩漬けにして
アクをぬいた後に塩抜きし漬けもの等に加工するそうです。

▼平成17年には、イタリアのスローフード協会本部から、後世に残す
べき食材を選定する「味の箱舟(アルカ)」の日本で最初の9品目の1つ
に認定されましたo(*'o'*)o


そして、あの銀座のアンテナショップ『おいしい山形プラザ』のレス
トラン『ヤマガタサンダンデロ』や鶴岡市にある『アル・ケチャーノ』
のシェフである奥田シェフが、なんとこの花作大根を注文したのだそ
うです!!どんなレシピが完成するのか、とっても楽しみですo(^∇^)o

▼10月下旬から11月が花作大根の収穫時期で、今日もおいしそうな大根
が採れましたよ!


硬くて辛いのが魅力の花作大根ですが、葉っぱの部分は他の大根葉より
柔らかくてうまいと評判です。

▼いなごも収穫を喜んでいます♪



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2009.10.28:Copyright (C) ながいファン倶楽部
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