【白熱の警護交代劇〜草岡津嶋神社の花相撲】:ながいファン倶楽部ライブラリー

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【白熱の警護交代劇〜草岡津嶋神社の花相撲】


お盆から9月半ばにかけて、長井市は各地域の神社で例祭が開催され
ます。西根地区の草岡津嶋神社では毎年8月15日、16日が夏の例祭。
今年も賑やかに開催されました (ノ*^▽)ノ 

▼15日の例祭の様子






神様の使いである獅子を先導し、お宮に導く者を警護(神社によって
は警固あるいは相撲)と呼びますが、津嶋神社の警護は四股名を「鯉
の短冊」といいます。

▼化粧まわしにも立派な鯉が!


これは日本相撲協会が認める正式な四股名なのだとか!昭和2年に協
会が地方巡業で訪れた際、協会の大関を当地の猛者が倒したことによ
り賜った四股名なのだそうですw(*゚o゚*)w ちなみにこの年には總宮神
社の「宮川」、小出白山神社の「薬師山」も協会から四股名をもらっ
ているということでした。

現「鯉の短冊」の横山満さんは今年で警護暦12年。そこで今年は警護
交替をかけての花相撲が16日に行われることになりました(^▽^)

▼花相撲―まずは鯉の短冊の土俵入りです


花相撲は東西3人のずつの力士によるトーナメント形式で開催('-'*)
大勢集まった氏子の皆さんの声援の中、次々と迫力の取り組みが行わ
れていき、決勝戦では「鯉の短冊(満山)」と「秀の富士」の一騎打ち
に!

▼見合って見合って、はっけよ〜い!


▼のこった、のこった


そして…

▼秀の富士が鯉の短冊を寄りきりΣ( ̄ロ ̄lll) 


秀の富士が鯉の短冊を倒すと境内は歓声に沸き、土俵には座布団も投
げ込まれました(=^▽^=)

▼首尾万端(?)八代目「鯉の短冊」の誕生です

ここへ至るまでの関係者の皆様のご苦労の一端をこちらからどうぞ

▼鯉の短冊 椎名秀一さんを囲んでの記念撮影


八代目を襲名した「鯉の短冊」の初仕事は神社への八幡幣の奉納です。
八幡幣とは境内の土俵を守る御幣で、相撲をご贔屓にするタニマチの
皆さんのお宅にお礼にうかがう際に差し出すものなのだそうです。

▼神社への八幡幣の奉納


続いて地域内の8件の家に八幡幣を持って回ります。新築の家やお孫さ
んが生まれた家などが選ばれるそうです。1件目は孫田昭男さんのお宅
です('▽^*)

▼神前と同じように四股を踏んで家内安全を祈ります


▼歓待を受ける八幡幣の一行


▼ご家族の皆さんと記念撮影(^▽^)


8件の家々を回った後はいよいよ警護として獅子の前に立ちます。
この日の獅子の出御は19時。新しい警護の活躍を見ようと昨日同様
大勢の皆さんが境内に集まりました。

▼いよいよ獅子の前に立つデビュー戦です


▼集まった氏子の皆さんから激励の声がかけられます


▼迫力の警護がかり!


この日の獅子は3度の格闘の末にお宮入り。大役を果たした八代目鯉の
短冊にはあたたかい拍手と声援が送られました。

▼田園にたたずむ津島神社

創祀は鎌倉中期まで遡るそうです


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2011.08.16:Copyright (C) ながいファン倶楽部
ありがとうございます。
「警護」「警固」を決める政(まつりごと)が伝統として受け継がれているのですね。
初めて見ましたが、これで「おしっさま」のストーリーの一遍が分かりより「おしっさま」が面白く見ることが出来るのでしょうね。
そういうことを知って「津島神社」の風景を見るととても風情が感じられるのは、このブログのお陰です。
ありがとうございます。
2011.08.17:まー君     [修正 | 削除]
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