【小正月の火祭り行事『ヤハハエロ』】:ながいファン倶楽部ライブラリー
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全国的には「どんど焼き」と呼ばれる小正月の火祭りは、
長井では『ヤハハエロ』と呼ばれています。
昨年の稲わらや茅などで作られた、高さ4〜5メートルにもなる「斎塔」に、
家々から持ち寄った、古いお札やお守り・正月飾りなどを入れて焚きあげ、
豊作や無病息災を祈る、伝統的な行事です。
15日を待たずに先週末、市内でも地区ごとにそれぞれの『ヤハハエロ』が行われました。
▼「斎塔」へと続く1本道は、小さな雪灯籠で灯されて幻想的な景色に。
▼火が入れられると、周りにいた人達が火を囲んで集まり始め・・・
すると誰からともなく、火に向かって「ヤハハエロ〜!」と掛け声が。
「弥栄えろ(いやさかえろ)」とか「家(や)は栄えろ」が訛って
「ヤハハエロ」になったとか。
大きな声を出す事で、体の中の悪いものが火と一緒に飛んでいくのだそう。
▼中道地区では、毎年「斎塔」が2塔立てられるのが風習。
一つは火伏せの神様、もう一つは便所の神様なのだそう。
当日雪は降らず、風もなかったので炎は天高く燃え上がりました。
「斎塔」の側に張られたテントでは、甘酒や玉こんにゃくのお振る舞いが。
今年も五穀豊穣・無病息災で過ごせますよう祈願しました。
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