▼【成田足軽街道】
成田地区の歴史を訪ねながらまち歩きできるコースをつくろうと、黒獅子の里案内人の方や観光関係者が集まり勉強会が行われました。昨年は市街地や伊佐沢地区などで行われた試みです。▼羽前成田駅に集合しいざ出発!駅から福蔵院まで、まちのの歴史を伺いながら散策しました。成田地区には伊達氏の時代に足軽屋敷が軒を並べていたとのこと。その奥行きが30間。いまも町の区画にその面影が残っていました(o^-')b 。足軽屋敷があったという場所には今も大きなお屋敷が残っています。▼老舗大千醤油店も街道沿いにあります。昌福山福蔵院の門前にはかつて成田小学校があったとのこと。明治4年の創立で学校という名前で教育を行った施設としては県内で最初だそうです。成田の人たちは教育熱心なんですね!(ノ^▽^)ノ。福蔵院ではご住職に中を見せていただきました。▼昌福山福蔵院本堂の襖絵は上杉藩の絵師・小田切寒松軒が描いたものとのこと。この絵師は日光東照宮でも絵を描き、そこで残った顔料を使ってこの襖絵を描いたと伝えられているそうです。そして、奥に広がる東庭も寒松軒の設計によるものだとか(‘ ∇‘ )。▼本堂の襖絵▼見事な東庭帰りは足軽屋敷の敷地の名残ともいえる細道を使って駅まで戻りました。道沿いには杏やブドウ、お茶の木もあって、大切に育てられている様々な植物を見ることができました。日本海側ではこの成田地区がお茶の北限だそうです。▼楽しい細道♪短い時間でしたが、見所満載でびっくり!面白いまち歩きコースができそうですね。出来上がった時にはあらためて紹介します(≧▽≦)。【この記事は、ながいファン倶楽部のブログです】☆毎月1日・15日にファン倶楽部会員様へメールマガジンを配信♪▼お申込はこちらから!
2009.06.24:nagai-fan

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