▼【土偶展〜古代の丘資料館】
古代の丘資料館では現在「第13回企画展 土偶展」を開催中です。山形県内で出土された土偶の8割近く(約200点)を集めての企画展。作られた年代や発掘された場所ごとに展示されています。現在大英博物館で開催されている「The Power of Dogu」展(11月22日(日)まで)に“出張”している西ノ前遺跡(舟形町)出土の「縄文のヴィーナス」のレプリカや、山形県では一番古い(約6,000年前)高瀬山遺跡(寒河江市)の土偶もご覧いただけますよ!▼宮遺跡(長井市)の土偶。縄文中期のもので西ノ前遺跡の土偶と 同タイプ。十日町郵便局の辺りで出土しました。長井市教育委員会文化生涯学習課補佐の岩崎さんによると、土偶は作られた年代により、様々な特徴が見られるとのこと。縄文時代草創期には大まかな人型だった土偶が、中期には立像になり、その後再び簡素化された形に変化していったそうです。…う〜ん、言われてみれば確かにそんな感じが…( ̄。 ̄;)▼谷地寺遺跡(長井市)の土偶。縄文中期〜後期のもので、宮遺跡 の土偶に比べると簡素化されています。九野本地区で出土しました。縄文時代晩期には再び凝ったデザインになり、装飾用の化粧粘土を用いたり、作り方自体も技巧をこらしたものに変化していったとか。年代順に並べられた土偶の破片を見ると一目瞭然ですo(*'o'*)o土偶には妊婦さんを思わせるお腹や胸の形が多く、子孫繁栄を願って祭祀などに使われたのではないかと言われているそうです。▼資料館に隣接した土偶広場にある巨大土偶を製作する際に作ったと いうミニチュアモデルも展示しています▲これが…▼これに!有名な土偶たちが湖畔でのんびりしています土偶展に伴い、明日(19日(土))は古代の丘資料館で縄文土器作りを行います。粘土から土器の形を作り、10月にそれを焼く作業を行うそうですw(゚o゚*)w。焼く作業では火起こしから初めて薪を燃やして行うとのこと。本格的な縄文時代体験ができますね♪焼きあがった土器で作る料理も絶品だそうです!▼岩崎さん製作の土器。窯で焼いたのとは違う本格的な風合いがあります参加料は一人1,500円。定員にまだ余裕があるそうなので、興味のある方はぜひご参加ください('▽^*)第13回企画展 土偶展(長井市古代の丘資料館)開催期間:平成21年9月15日(火)〜11月8日(日)開館時間:午前9時〜午後4時(休刊日:毎週月曜日) 但し、9月21日(月)開館、9月24日(木)休館 入館料:一般100円、高校生以下無料☆縄文土器をつくってみよう日 時:一回目 9月19日(土)午前10時〜午後3時まで ※資料館見学、形作り、文様付け 二回目 10月3日(土)午前10時〜午後3時まで ※火起こし、野焼き、料理作り (当日の昼食はご持参下さい)場 所:長井市古代の丘資料館参加者:どなたでも(お子さんは保護者の方とご参加ください)参加料:1,500円お申込&お問合せ:長井市古代の丘資料館(0238-88-9979)【この記事は、ながいファン倶楽部のブログです】☆毎月1日・15日にファン倶楽部会員様へメールマガジンを配信♪▼お申込はこちらから!
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2009.09.18:nagai-fan
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