▼【伊佐沢特産 大石の凍み豆腐】
不伐の森に親しむ会の冬事業では大石地区で長年凍み豆腐作りを続けてきた前司 浩一さんのご家族に豆腐づくりを教えていただきましたv('▽^*)▼大石凍み豆腐工房は深い雪の中です凍み豆腐は雪深い大石地区の冬の主な産業として、かつては多くの世帯で作られていたそうです。前司さんのお宅では12月20日ころから1月いっぱい生産していました。昭和30年代には干し豆腐にしたものを朝、長井駅から貨物列車に乗せて運び、福島県のいわき市辺りや遠くは茨城県の水戸市まで売りに行っていたそうです。▼きれいにあらった大豆を機械ですりつぶしていきます。以前は 石臼に原動機をつないだものでこの作業を行ったのだそうです。▼鍋に移して火にかけると美味しい香りがしてきました(´▽`)前司さんの奥様、のぶさんのお話では、もっとも古いお宅で明治5年から凍み豆腐作りを始めたと聞いているとのこと。前司さんのお宅は明治35年から始めたそうです。▼鍋の煮汁を漉して豆乳を搾りだします▼出来立ての豆乳はとってもクリ〜ミ〜(≡^∇^≡)♪長く続けられてきた凍み豆腐づくりですが、時代が変化し冬に働く方法にバリエーションが出てくると徐々に辞める世帯が増え、前司さんも10年近く1世帯だけで続けてきました。▼搾った豆乳ににがりをまぜて、木綿を敷いた木の枠に流しいれます▼重石をしてしばらく置きます。これは大石で切り出した石だそうですよ前司さんのご家族も10年ほど前に凍み豆腐作りを引退。その技術と道具は大石凍み豆腐工房の皆さんに受けつがれ、現在も製造が続けられています(*゚∇^*)▼前司 のぶさんは出来上がった豆腐を見事な手つきで一回転!(ノ゚ο゚)ノ▼せぇ〜のっ!▼10kgぐらいの重さがあるそうです。見事な手つきに拍手が起こりました。▼出来立ての豆腐はとってもなめらかです!以前は凍らせた豆腐を唐傘の骨を細く削ったもので刺し、室状にした囲炉裏で炭火で乾燥させていたそうです。各家庭に冷凍庫が普及し、配送技術が向上した現在は凍ったままの状態で販売しています。▼凍み豆腐にするために短冊形に切る方法は息子さんの英則さんに 教えていただきました。小学生の時から手伝っているという英則 さんの包丁さばきに一同注目!▼包丁の刃の部分を利用し豆腐を壊さないように回転させるのが難 しくなかなかうまくいきません(>▽<;▼見かねてオーソリティーののぶさんが登場!やっぱり全然違います包丁を入れていない面を網側にして並べていきます。そして外へ。外の厳しい寒さを利用して豆腐を凍らせます。日中から出すとスズメに食べられてしまうので夕方に出すのだそうです。▼大きさがバラバラなのはもちろん体験で切ったからです▼外に網を並べる棚が作られていました。▼出来上がるとこんな感じ大石の凍み豆腐は豆腐の栄養や旨さはもちろん、しっかりした弾力の歯ごたえがたまりません(≧∇≦)b▼凍み豆腐汁では野菜やダシの旨味を吸ってたまらない旨さです!大石地区の気候が作る冬のごちそう凍み豆腐!ぜひ多くの皆さんに食べていただきたい一品ですv('▽^*)▼大石凍み豆腐工房の凍み豆腐【この記事は、ながいファン倶楽部のブログです】☆毎月1日・15日にファン倶楽部会員様へメールマガジンを配信♪▼お申込はこちらから!
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2010.02.01:nagai-fan
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