▼【伝説のお米さわのはなの原々種刈り取りが行われました】
1年を通じてほとんど食味が落ちないことから、かつては美味しいお米の代名詞とだった「さわのはな」。近年は栽培農家が減少し、伝説のお米となった「さわのはな」の保存と普及に取り組むさわのはな倶楽部の皆さんによる原々種の刈り取り行われました(〃^▽^〃)昨年と比べるとちょうど1週間早い刈り取りです。▼選抜刈り取りをおこなうさわのはな倶楽部の皆さん約100uの原々種圃場にこの春に植えた「さわのはな」は見事に稔り、田んぼいっぱいに穂を揺らしていました。稲の特性を調べるために、1本ずつ植えていった苗。あの頼りなげな苗がこんなに大きく育ち、1つにつき800〜900粒のお米が稔っていると言うのですか本当にビックリですw(*゚o゚*)w▼1本ずつ苗を植えていった圃場が…▼この稔りです!春には想像できませんでしたw(゚o゚*)wさわのはな倶楽部の皆さんが行っている原々種の刈り取りは、確かな品質の「さわのはな」を後世まで伝える大切な作業ですd(*^ー゚) 圃場の稲の中から、性質の明確な稲を10株刈り取り、後にその中から3株を翌年の原々種として選抜します。残った稲は翌年原種として植えられ、それが稔った穂を種籾として一般に供給するのです。現在は山形県内を中心に約120件の農家に種子を販売しているそうです。※原種が種籾として供給されるまでの過程については田植えのブログをご覧ください▼美しい穂をゆらすさわのはな通常は農業試験場で行うようなこういった努力をさわのはな倶楽部の皆さんが行うようになったのは、「さわのはな」が平成9年に山形県の奨励品種ではなくなってしまったから。「おいしいお米なのにこのまま作られなくなってしまうのはもったいない…」という危機感からでした。以来「さわのはな」の生みの親の一人である育苗家・鈴木 多賀さんをメンバーに迎え、種子栽培と普及を行っています (ノ*^▽)ノその過程で新品種「さちわたし」の発見もありました。▼原々種にふさわしい稲を選ぶ鈴木さんそんな「さわのはな」も今年が誕生50年。若い農業従事者の中には存在を知らない人も出てきているのだとか。そこでさわのはな倶楽部では、「さわのはな」をより多くの人に栽培してもらうために、平成22年に新たに「さわのはな」の栽培に挑戦する方に種子1kg(2.5a分)を無償提供することを決めました(゚▽゚*)♪少ない肥料で栽培でき、いもち病にも強いことから有機栽培に適している「さわのはな」は“今”にピッタリなお米です。「我こそは!」と思う若い皆さんにぜひ挑戦してもらいたいですね('-'*)詳しくはさわのはな倶楽部 遠藤孝太郎さんまで(ocome@sawanohana.jp)ところで気になる今年の作柄ですが、春先の寒さや夏の猛暑の影響が心配されましたが、米作り名人遠藤さんの「さわのはな」は先日の等級検査で1等米と評価されたそうです!サスガですねd(⌒o⌒)b美味しい新米が登場する日はもうすぐ!今から楽しみですね。遠藤さんのこだわりのお米のご注文はこちらから新米は10月中旬からお届け予定です。【この記事は、ながいファン倶楽部のブログです】☆毎月1日・15日にファン倶楽部会員様へメールマガジンを配信♪▼お申込はこちらから!
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2010.09.22:nagaifan22
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