▼【丸大扇屋の茅葺屋根葺き替え作業】
文教の杜ながいでは旧丸大扇屋母屋の茅葺屋根の修繕工事を行っています(=゚▽゚)/ 最近ではなかなか見られなくなった茅葺屋根だけに、葺き替え作業もレアな光景!そんな珍しい作業を長井小学校の4年生が見学すると聞き、私たちも見せてもらいに伺いました。▼見学に訪れた長井小4年生の皆さん。2クラスずつに分かれて見学 しました。母屋が建てられたのは明治23年(1890年)のこと。これまでも“さしがや”と呼ばれる部分的な改修は行ってきましたが、屋根全体を葺き替えするのは建造以来初めてのことだそうですw(゚o゚*)w▼ヘルメットをかぶり屋根に登っていきます今回の葺き替えには山茅と葦を6,000束ほど使用する予定とのこと。職人さんのお話では、水切りと呼ばれる軒先の部分には葦を、その他の部分に山茅を使うのだそうです。「山茅20年 葦40年」と言われていて葦の方がずっと丈夫なのだそうですよ(゚〜゚)▼熱心に話を聞く小学生の皆さん小学生の皆さんは「茅は何本ぐらい使うんですか?」「材料はどこからもってきたのですか?」等と熱心に質問していました。茅の厚さは屋根の場所によって違うそうですが、45度の角度で下向きに葺くのポイントだそうで、そうすることによってうまく水を逃がし、浸透や漏れを防ぐことができるのだとか!長い時間をかけて育まれ、伝えられている技術のすごさに驚くばかりですヽ(^◇^*)/▼慣れた手つきで作業を進める職人の皆さんん葺き替え工事は10月末まで行われる予定です。明日は一般の方を対象に見学会が行われます。申込締切は過ぎてしまいましたが、まだ少し人数に余裕があるとのこと。当日でも見学させてもらうことができるかもしれないそうなので、興味のある方は文教の杜ながいまでお問い合わせください。日時:平成22年9月25日(土) 1回目 午前10時から正午(午前10時までにお出でください) 2回目 午後1時から同3時(午後1時までにお出でください) 会場:文教の杜ながい内 旧丸大扇屋母屋 定員:各回先着50人問合:文教の杜ながい PHONE 0238-88-4151お庭にはムラサキシキブやキンモクセイが花盛り。ただし例年より多く発生しているという蚊もたくさんいて、見学を待つ小学生たちも格闘していました(^▽^;) 丸大扇屋はこの工事の為に現在は見学できませんが、11月から再び開館する予定です。新しくなる茅葺屋根を楽しみに待っていてくださいね♪【この記事は、ながいファン倶楽部のブログです】☆毎月1日・15日にファン倶楽部会員様へメールマガジンを配信♪▼お申込はこちらから!
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2010.09.24:nagaifan22
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