▼【雲仙に学べ!地域作物を生かした特産品開発学習会】
花作大根や馬のかみしめなど多様な地場野菜がありながら、特産品を発信する力がまだまだ控えめな長井市(^_^;)そこで、「雲仙こぶ高菜」をはじめ、地元作物の特産品化を成功させている先進地・長崎県雲仙市から、商品開発の立役者をお迎えして学習会が行われました。▼スローフードや農業の関係者が集まりました講師としてお越しいただいたのは、「雲仙こぶ高菜」の復活と商品化を推進した長崎県出身の料理研究家 黒川 陽子さんと雲仙市愛野町をロマンティストの聖地(≧∇≦)としてPRし、地元資源を使った関連商品を開発するなど驚きのアイデアと行動力で雲仙市を発信し続ける雲仙市職員 柴田 英知さんです。▼雲仙こぶ高菜と加工商品▼根元にこぶがあります雲仙こぶ高菜は成長すると根元近くにこぶ状の突起が出来る珍しい野菜。1950年代には盛んに作られていたそうです。その後、ほとんど栽培されなくなったこの野菜を復活させる為、農家や加工関係者、行政が一体となったプロジェクトが動き出し、2008年にスローフード国際本部からプレシディオに認定されました。山形県でも雪菜や花作大根は味の箱舟(アルカ)に認定されていますが、プレシディオにも認定されるのは日本初の快挙だとのこと!▲黒川さん〜味の箱舟/プレシディオの認定システムについても詳し く教えてくださいました復活した雲仙こぶ高菜は自らも生産者である守山女性部加工組合の皆さんによって様々な料理として商品化されています。元気あふれるこのお母さんたちの取り組みを賞賛し、サポートしてきたのが黒川さんでした。▼ピリリと辛い雲仙こぶ高菜 若菜はサラダのアクセントなどにもいいそうです▼雲仙こぶ高菜のフルコースがスライドで紹介されました高菜=漬け菜というイメージを打ち破り、新しい野菜としての利用方法をプロデュース。今ではフルコースとでもいえるようなたくさんのメニューがあります(ノ*゚▽゚)ノ▲柴田さん〜開口一番「モンテディオ山形のキャンプ地に雲仙市を 選んでいただいてありがとうございます!」と発言!会場を沸か せました国際的に認められた農産物を守り育てる誇りと、品質の良い商品を作り続けるというお母さんたちのこだわりが成功の勝因と話す黒川さん。一方、柴田さんは知名度の上がった地場野菜を利用し、地域にも利益がもたらされるように様々なプランを考えていきます。▼雲仙市の様々な取り組み生産者のものづくりへの真摯な取り組みと、地域全体が幸せになる観光開発のWin-Winな関係についてのヒントになる目からウロコの学習会でした('▽^*)【この記事は、ながいファン倶楽部のブログです】☆毎月1日・15日にファン倶楽部会員様へメールマガジンを配信♪▼お申込はこちらから!
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2011.02.22:nagaifan22

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