枯れ木に花:フィルムコミッション

フィルムコミッション
枯れ木に花


 大寒入り、一段と寒くなった。毎朝の最低気温が氷点下を示す。今朝は−3.2度の中、高校生の孫娘を送る。その帰り道、不断みられない風景に遭遇。地面は真っ白な雪原、早速愛用のカメラで切り取る。
 熟した柿。綿帽子をかぶっている。それに木々が、大寒特有の光を放ってる様は、米沢の風物詩。「枯れ木に花を咲かせましょう」といって咲かせたような芸術作品。奥に杉の木の大木も薄化粧をしている。やがて太陽が顔を出す頃には、この美しさは消えてしまうはかない命。でも、懸命に生きている姿に感動を覚える。
 聖書の中に。「雨や雪は天から降って元に戻ることなく、必ず地を潤し、植物を育て、それを作る者たちを養う。」とある。豪雪地帯の米沢に、雪が溶けて私たち人間に豊かな食料を沢山与えてくれる自然の恵みと感謝しよう。
                    (須田 忠光)
2014.01.21:Copyright (C) 九里学園WEB部活動|写真部
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