▼こんな時代もありました。
本日の「乗りものニュースのFacebook」から一部引用させて頂きました。
〜〜〜JALは戦後初めて国内航空会社の国際線として、1954(昭和29)年から東京〜サンフランシスコ線をDC-6B型機で開設。
当時、旅客として期待できるのはアメリカ人が大多数だったため、
機内で和空間を演出することを思いつき、機内サービスとして屏風を置き、
CAは和服で乗務することとしました。
JALのスチュワーデス(当時のCAを指す)は、
毎月のシフトで和服を着てサービスする担当者が指名されます。
担当者は当日、通常の制服を着用し機内に乗り込みますが、そのとき抱えているのは、大きな和服の収納ケースでした。
 
ユニークすぎる和服サービス 裏では色々苦労も。
ちなみに、スチュワーデスとして乗務するには、訓練をクリアすることが必須ですが、その項目のひとつに和服への着替えも含まれていたとも。着替えは15分というタイムリミットもあったほか、和服を着ての救難訓練も実施されたそうです。  
また着物は、制服と同様に支給品だったようですが、重くかさばったため、機内や空港での持ち運びは非常にハードなものだったといいます。
和服はJAL国際線のひとつのウリとなりました。

その後、国際線の主力機はDC-7C型機からジェットエンジン搭載のDC-8型機、より大型の「クラシック・ジャンボ」ことボーイング747型機……と変遷をたどります。
使用機材が進化しても和服を着ての機内サービスは継続されたようで、記録では1990(平成2)年まで実施されていました。
36年も続いていたのですね!〜〜〜
現役の頃の懐かしい想い出です。

ボーイング747のトイレで
タイムリミット15分の着付に悪戦苦闘していた頃のことが思い出されます。
JAL在籍10年半、数え切れないほど貴重な経験をさせて頂きました。
2021.01.11:flynatti

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