▼介護プライド部
〜山形新聞掲載記事から〜
山形・全国初の「部活」誕生
山形県内で福祉を学ぶ若者が介護職の魅力を発信するプロジェクト
「KAiGO PRiDE(カイゴプライド)部」を始めた。
高齢者施設の現場を取材して交流サイト(SNS)などを通じて同世代に興味を持ってもらい、介護職の人材不足の解消を目指す。
東北文教大学短期大学部(山形市)と
県内の高校3校(山辺、天童、鶴岡中央)から計20人が参加した。
東北文教大学で8月9日、オンラインも併用してキックオフミーティングを開き、自己紹介後に事業の進め方などを討議した。

来年3月まで月1回のペースで活動し、介護職の魅力を紹介する動画や記事を企画、制作してSNSやイベントで発信する。
部長、押野亜美さん(東北文教大学短期大学部2年)は
「介護職は高齢者と交流を深めることができ、やりがいがあって自分の成長にもつながる仕事。」
カイゴプライドは、世界的クリエイターらが映像などを通して介護職の魅力向上を図る全国的なプロジェクト。
2019年に厚生労働省のパイロット事業で始まり、20年に設立された一般社団法人KAiGO PRiDE(東京)が事業を引き継いだ。学生、生徒が参加する「部活」は全国初という。
山形県の試算では、県内の介護人材は少子高齢化などを背景に25年に3000人、40年には7000人が不足すると予想されている。
介護・福祉分野を同世代に知ってもらい、活動を通じて各自の「伝える力」を高めることを目的に掲げている。

〜現在、同大学の現代福祉学科で実習時のマナー指導や企業選考に向けた面接指導を担当しています。
彼らが部活を立ち上げ、高校生と共に介護職への関心を広めていることに頼もしさを感じています。〜

2023.08.20:flynatti

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