▼「さらば!おまかせ民主主義」〜花巻版「見張り番」を目指して…一般質問の日程が決定
  熾烈を極めた花巻市長選から早や1か月、今月25日からは「3選」上田(東一)市政が本格スタ−トする。どんな市政運営が展開されるのか注目されるが、有権者の半数近くが無関心を決め込む現状には大きな不安もつきまとう。「さらば!おまかせ民主主義」〜花巻版「見張り番」の設立を目指して、以下のような趣意書を作ってみた。民主主義はまず、足元の議会傍聴から…こんな思いからである。なお、花巻市議会3月定例会の一般質問については、追って当ブログ上に掲載します。 《設立趣意書》  3期目を目指す現職と変革を求める新人との一騎打ちとなった花巻市長選は僅差で、現職が競り勝ちました。一方、投票権の行使による正当な選択とはいえ、その実態は民主主義にはほど遠いものではなかったという思いにとらわれています。どうしてでしょうか。  今回の市長選当日(1月23日)の有権者総数は80,084人で、最終投票総数は43,722票。実にこの差し引き36,362票が棄権による“死票”になったことになります。さらに、投票率も前回(2014年)の63・25%から54・60%と8・65%も減少しました。コロナ禍の中での選挙戦とはいえ、わずか半数余りの有権者の選択による「市政運営」が果たして正常に機能すると言えるでしょうか。  「私たち市民の無関心が結局はこの結果につながったのではないか」―。今回の選挙戦を教訓にし、「さらば!おまかせ民主主義」(花巻版「見張り番」)と名づけた“監視”装置の立ち上げを呼びかけることにしました。互いに監視し合う立場にある「二元代表制」(当局と議会)の当事者双方を今度は“市民の目”で監視しようという試みです。果たして、議場の内部が密室化していなかったのかという思いも強いからです。  「みんなで議会を傍聴しよう」―。とりあえずのアクションは2月25日から20日間の日程で開会される花巻市議会3月定例会がタ−ゲットです。主な日程は3月1日から3日間開催の議員による一般質問(時間はいずれも午前10時から)と3月9日から3日間開催の予算特別委員会(時間は同上)です。私たちの税金がどう使われ、どう政策に反映されるのか。さあ、みんなで議会の傍聴席に参集しようではありませんか。「おまかせ民主主義」にさようならを告げるために!! 2022年2月19日「さらば!おまかせ民主主義」(花巻版「見張り番」)呼び掛け人 増子 義久   (写真は花巻市議会議場の傍聴席=花巻市役所内で)    《一般質問の日程は以下の通り=会派名のない議員は無会派》  ●3月1日(火) 1、農業政策について2、気候危機について3、省エネ住宅の普及について 1、新花巻図書館の整備について2、災害公営住宅について3 、市有地の活用について 1、小中学校における不登校児童生徒について2、矢沢地区の交通対策について3 、地域づくりについて 1、市民参画について2、窓口業務について3、花南地区における産業団地整備について 1、獣害対策について2、ヤングケアラ−について3、市職員の給料について4、職員体制について ●3月2日(水) 1、花巻市公共施設マネジメント計画について2、ヤングケアラ−支援について3、除排雪等支援事業について 1、市庁舎の建設について2、花巻空港について3、株式会社とうわ地域資源開発公社について4、新規就農者への支援について 1、花巻市長選挙について2、市長施政方針について3、新型コロナウイルス感染症対策について 1、第3期上田市政の運営について2、政治姿勢について3、市長施政方針について 1、中山間地域の農地について2、花南地区の土地利用について3、産後ケア事業について ●3月3日(木) 1、次期総合計画について2、地域医療について3、農業問題について 1、網膜色素変性症患者への支援について2、AEDの活用推進について3、公共トイレ協力店について 1、人口減少対策について 1、市長施政方針について2、投票率の向上について3、除雪について4、次世代自動車等の購入補助制度について   
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2022.02.19:masuko

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