【高校野球】アジア完全制覇!侍ジャパンU-18:壱岐産業

壱岐産業
【高校野球】アジア完全制覇!侍ジャパンU-18


4日、台湾で行われた野球のU-18アジア選手権は高校日本代表が決勝で台湾を1−0で破り2年ぶり5度目の優勝を飾りました。大会MVPに納(おさめ)大地選手(智辯学園)、最優秀防御率と最多勝利に寺島成輝投手(選手)(履正社)ら日本勢が順当に選出されたが、この中に呼ばれるべき男の名がありませんでした。

 

ここ一番の大勝負の場面で快刀乱麻の投球を見せた堀瑞輝投手(広島新庄)こそ今大会で最も輝いたと思います。決勝打の納選手が大事な場面でタイムリーヒットを打てたのは素晴らしかった。だが、大会を通して活躍した堀投手なくしてアジア王者の座はなかったと言えます。

 

夏の甲子園大会の前から注目を集めていた「ビッグ3」の寺島成輝、藤平尚真(横浜)、高橋昂也(花咲徳栄)3投手と、甲子園で優勝し最も高い評価を得た作新学院の今井達也投手の「ビッグ4」に注目していました。

 

ところが、アジアNo.1の座を賭けた台湾の舞台でその「ビッグ4」よりも日本から駆け付けたスカウト陣を驚かせたのが堀投手でした。

決勝の台湾戦。6回から先発の今井を救援すると4イニングを無安打8奪三振の快投で完封リレーを完成させた。

 

今大会の戦いを振り返ってみると監督がいかに堀を頼みにしていたかがわかる。日本以外に韓国、台湾、中国、香港、インドネシア、フィリピン、タイの7カ国が参加した大会は実力差が明らかで、実質的には日本、韓国、台湾(開催国)の三つ巴の戦いだった。

この重要な台湾との予選リーグと決勝の2試合はいずれも今井と堀のリレーで完封。前日の決勝進出を賭けた韓国戦には高橋が先発し、8回のピンチの場面で堀が救援して三振の山を築いた(3−1で勝利)。同じ無失点でも、香港、中国相手に先発した寺島より強豪国相手に重要な場面でいずれも救援し、93分の1を被安打1の無失点(18奪三振!)で投げ切った堀のピッチングが価値のあるものだったと言える。広島新庄では先発投手として活躍したが、慣れないロングリリーフでも抑えとしても期待以上の活躍でした。

 

決め球のスライダーを「あのボールはプロでも通用すると思う」と決勝の解説を務めた元横浜高の名将・渡辺元智氏が絶賛していた。

 

また、私も感じたがマウンド度胸もよく、完全アウェーの状態であったにも関わらず、ピンチで苦しい場面でも笑顔を貫き堂々としたピッチングで三振の山を築いた。

 

笑顔の”大魔神”とも言われました。

 

ベンチや選手たちも感じていたと思うが、観ていて安心できる投球だった。自己最速の148kmの速球も決勝で投げれたのは素晴らしいし、決め球のスライダーがそれでさらに効いたと思う。

 

今大回、堀投手を入れた高校野球投手陣は「ビッグ5」が活躍しました

今年のドラフトも気になるが、4年後は22歳となりプロ野球選手として成長し、

東京オリンピックで活躍する予感がします。

 


2016.09.07:Copyright (C) ARISAWAs NOTE
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