バスケ男子日本、五輪初戦でスペインに敗れる:壱岐産業

壱岐産業
バスケ男子日本、五輪初戦でスペインに敗れる


45年ぶりのオリンピック出場となった男子バスケットボール日本代表。

 

26日に予選リーグ(C組)の初戦が行われ、世界ランキング42位の日本は、

2019年ワールドカップ王者の(同2位の)強豪スペインに77−88で

敗れた。

 

 

日本はNBAでプレーする八村塁(ワシントン・ウィザーズ)が20得点と

奮闘したが、前半のスコア(28−48)が大きく響いて目標の「1勝」は

お預けとなった。

 

第2クオーター途中で26−26の同点と頑張ってはいたが、その直後に

あっさりと連続19得点を与えてしまっては勝ち目がない。

 

2年前のワールドカップMVPの司令塔リッキー・ルビオ(NBA/ミネソタ・

ティンバーウルブス)がコートに立っている時間帯は完全に試合を支配され、

9アシスト・20得点を許した。

 

インサイドもマルク&パウのガソル兄弟に支配されていた。先発センターの

弟マルク・ガソル(NBA/ロサンゼルス・レイカーズ)は36歳、控え

センターの兄パウ(元NBA/レイカーズなど)は41歳の大ベテラン。

7フッターの身長以上に存在感が大きく、2人で21得点・6リバウンド・

5アシスト・2ブロックショットを記録、2人のインパクトも強かった。

(2人の弱点である「スピード」で崩すような攻撃もほぼ出来なかった)

 

 

日本代表は、渡邊雄太(NBA/トロント・ラプターズ)が19得点(8リバ

ウンド・5スティール)と奮起、2桁得点は八村と渡邊の2人のみだった。

 

また、FG%(フィールドゴールパーセンテージ)を比較すると、スペインは

51%と高確率だったが、日本は41%だった。

 

一部報道では、日本大健闘と称えている記事もあったが、点差以上に実力差が

あった気がします。

 

↑  ドンチッチ

 

次戦は、29日に対スロベニア(同16位)だが、スロベニアはルカ・ドンチッチ

(NBA/ダラス・マーベリックス)が初戦に48得点と爆発し、アルゼンチン

(同4位)に勝利している。

 

はたして今大会で目標の「1勝」は出来るのだろうか…

 


2021.07.28:Copyright (C) ARISAWAs NOTE
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