奇跡の一本松の根展:壱岐産業

壱岐産業
奇跡の一本松の根展


東京出張の合間に、倫理研究所主催の「奇跡の一本松の根展」を見てきました。

 

 

場所は、JR四ツ谷駅、あるいは銀座線・丸の内線赤坂見附駅から徒歩5〜6分、

ホテルニューオータニの向かいにある倫理研究所紀尾井清堂というところです。

 

奇跡の一本松は現地で見た方もいらっしゃるでしょうし、少なくてもテレビ等で見て

知らない人はいないでしょう。陸前高田の人たちにとっては、7万本もあった松原の

中で1本だけ、かろうじて津波にも耐えたまさに奇跡の松であり、復興のシンボルです。

 

大抵の人は、その姿に感動はしますが、根っこにまでは思いを寄せていないでしょう。

あれだけの津波に耐えたということは、幹も丈夫でなければならないのももちろんですが、

しっかりとした根ががっちりと大地と一体になっていたからこそなわけです。

 

倫理法人会で紹介されていたので画像としてはみましたが、やはりリアルは違います。

かなり太い大根だけで10本、そこから無数に中根、小根が分かれ、松原の砂地を

がっちりと押さえていたわけです。

 

たくさんの花を咲かせ実を結ぶためには、葉を繁らせ、枝を張り、それらを支える幹を

太く高く伸ばします。

 

そして、必要な栄養分と水分を吸収しつつ、どんな風雨にも耐えられるしっかりとした

根を張ることが一番大切な大本で、これができてないと環境の変化に耐えられず、やがて

勢いを失い、THE ENDとなってしまいます。

 

 

これはそのまま人にも当てはまりそうです。

強い心、明るく澄み切った心根を土台として持ち、それを磨き続けることで立派な実

(充実の人生)を実らせることができるのですね。

 

目に見えている世界と見えてない世界、どちらも大切ですが、見えないもののなかにこそ

本当に大切なものがありますね。

 

私たち倫理法人会で学んでいる倫理経営とは、まさにそういった目には見えない大切な

『経営の心』を磨いて、それを実践することによって会社を良くし、地域社会にも還元

していくというものです。

 

マラソンの高橋尚子さん(Qちゃん)が高校時代の恩師から授かった言葉が沁みます。

何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く。


2022.06.05:Copyright (C) 長谷川嘉宏のハモコミノート
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