▼ハモコミ通信2008年7月号
▲クリックして拡大画像でご覧くださいエコロジーについて思うこと     2008北海道洞爺湖サミットも無事閉幕。成果については今後の各国の動きに注目したいところです。我々一市民としては、国がしてくれることを座して待つのではなく、自分はどうするか、という視点を大切にしたいものですね。個人としても企業人としても。 弊社では様々なエコグッズを販売しているので、常々感じることがあります。それは、本当のエコって何だろう? という素朴な疑問です。リサイクルにばかり目が行き過ぎていることに対する“?”です。 例えばボールペン。巷にはボールペンはいっぱい溢れています。あなたの机の引き出しにも何本も入っていることでしょう。 さて、デスクワークをするときの、自分の行動をフォーカスしてみましょう。ペンがいっぱいあるのなら、少しでも書き味のいいペンを探しませんか? それは人によって、インクのすべり具合だったり、あるいは持った感じだったり、重さや長さなどのバランスだったり。ペン本体に名前が入っているかどうかはお構いなしで、書き味を追究すると思うのです。  では、上着のポケットに挿したいペンはどうでしょうか? やはり他人にみられて恥ずかしくないような、ちょっと高級感があったり、個性的だったり、といったペンを選びたくなりませんか? もちろん、機能性を重視して赤・黒・シャープが一体となったものや、 4色ペンなどを好む人もいるでしょう。 展示会に行くと、様々なエコボールペンなるものが次々産まれてくるのがわかります。再生紙を固めてできた軸を使っていたり、とうもろこし粉を固めていたり・・・。アイデアはいいのですが、実際手にとって書いてみると、書き味も持った感じもお世辞にもイイとは言い難いのが大半でがっかりするのです。これじゃちっともエコじゃない! だって使われないもの! ボールペンは使われてナンボでしょ。使われずに捨てられるペンはムダなのです。ということで、弊社では、書き味や見栄えなどもエコ要素と捉えています。 会社としての環境対策は、コミュニケーションスキルを高めること、です。 無駄なこと@ : 不良品を作ってしまうこと。 無駄なことA : 売れない商品を作ってしまうこと。 無駄なことB : 使われない商品を売ってしまうこと いずれも、確認が徹底していない、本当のニーズに迫ってない、使用者の実態を把握していない、など、お客さまや社会とのコミュニケーション不足、がその主な原因です。 エコ社会を築くためにも、お互いの関係性をもうちょっと高め、風通しのいいコミュニケーションを心がけたいものですね。
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2008.07.01:壱岐産業

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