▼ハモコミ通信2007年11月号
▲クリックして拡大画像でご覧ください我が家のグレーゾーン劇場                  我が家は5人家族です。ハイエナ親分を差し置いて、3人の子ハイエナ達が暗躍しています。 その食い意地に裏付けられた心の動きをしばしともに味わってください。 ケース@ 6個入のお菓子をいただいたとします。これ、よくあるケースです。当然、皆、最低1個は食べられると考えます。さて残りの1個を誰が食べるか?ハイエナ親分が、我こそは一番体が大きいので2個食べれるかと期待して箱を開けると…、ん? 無い! どういうことだ! ケースA 8個入のお菓子の場合の実話です。こういうときは、親分夫妻が遠慮して1個ずつだから、子ハイエナ達は、2個ずつということになります。ところがここでも異変が起きます。冷蔵庫のお菓子箱を開けると・・・、無い!! なぜだ!! ありえない!! 私はハイエナ親分でもあるが、心理学を愛するものとして、冷静にこの事態を分析したい。子どもたちはもう寝ているので、夫婦でこの顛末(てんまつ)を想像し話し合います。犯人は誰か…。 ケース@の場合、最初に遠慮深い末っ子が1個食べます。次に妻が1個。ほどなく食い気にはやる長女がやってきてまず1個。やがてきた長男は思ったことでしょう。「3個残りか。6個入りってことは、自分は2つ食べれるはずだ。」 で、パクリ。少し間をおいて長女が再びやってきた。「あっ、まだ1個残っている。みんな1個ずつ食べて余ったんだわ・・・。」そしてパクリ。きっとこんな展開だったんではないか? 昔は「遠慮のかたまり」という言葉があって、最後の1個は誰も手をつけない、っていうなつかしい美徳があったはず。残念ながら我が家にはそれはないようで、白とも黒とも言えないグレーな判断が横行しているのです。 ケースAは、普通ありえないですよね。どう考えても私ハイエナ親分は最低1個は食べれるはず。 こんな展開が想像できます。妻と末娘がそれぞれ1個食べます。長男長女は当然のようにさっさと2個ずつ食べます。残りは2個。末娘がもう1個食べ、残りは1個。ここで長女は考えたのでしょう。「きっと妹はあんまり好きじゃないから1個でやめたんだわ」で、パクリ。 当らずとも遠からず、ってところでしょうか。 さて、我が家のハイエナたちの心理の動きはどうでもいいのですが、マーケティングはまさにお客様の心の動きを段階ごとに想像し、そこにアプローチすることの連続です。お客さまとの間にハーモニーのある場をつくり、お互いが信頼できて安心できて「いい気分」の中でビジネスをやりたいですね。
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2007.11.01:壱岐産業

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