▼ハモコミ通信2006.11
▲クリックして拡大画像でご覧くださいアンケートの落とし穴                        しばしば目的そのものが???のアンケートを見かけます。 例えば講演会の感想を尋ねるとき「本日の講演はいかがでしたか?」 よくある質問です。 もちろん間違いとはいえませんが、目的にかなっているかどうかは疑問です。お客さまの感想を聞いて次回の企画に生かしたい? 確かにそれも目的の一つでしょう。しかし、もっと大きな目的があるはずです。来てくれたお客さんに「今日の講演はとても良かった。主催してくれた方々ありがとう」となってほしいんじゃないでしょうか? ただ感想を聞かれると「ユーモアが足りない」「○○のところがわかりにくかった」などマイナス面だけを書いたり、「エアコンの音がうるさかった」「駐車場が混んでいた」など、末節の感想で終わりという人もいます。じゃあ具体的にどうすればいい? 『本日の講演のどのあたりが参考になりましたか?』『講演のどんなところに惹かれましたか?』『さっそく実践できそうな点はどんなところでしたか?』 まずは本題の中でのプラス面にフォーカスしてもらうことを忘れてはいけません。その上で次のように聞けばいいと思います。 『講演会をもっと良くするにはどういう点に気をつければいいでしょうか?』 大命題は何か、をはっきりさせ(例:企業イメージのアップ、商品やサービスの認知度アップ等)、運営の改善は小命題である、という認識に立つということです。 私が定宿にしているあるホテルは、小さいながら接客と朝食のおいしさが特徴です。あるとき、部屋に顧客満足アンケートハガキがおいてありました。 『当ホテルの接客はいかがですか?』『当ホテルの朝食はいかがですか?』コレです。 同時にスタッフの教育にもなっていますね。ココを特にがんばるんだよ、と。
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2006.11.01:壱岐産業

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