▼ハモコミ通信2012年3月号
▲クリックして拡大画像でご覧下さい。  相田みつをさん 「しあわせはいつも自分のこころがきめる」 先月号でご紹介した「現代人の伝記(致知出版社)」の最後を飾っているのが相田みつをさん(書家)です。 銀座の相田みつを美術館館長でいらっしゃるご長男 一人(かずひと)さんが語り手となっています。(前略) 若い頃から晩年まで、父が好きでよく書いていた言葉に、「一番大事なものに、一番大事な命をかける」があります。この言葉の対極にある作品として、「アレもコレもほしがるなよ」という言葉もあります。 父の言葉というのは、どちらにしろ自分に向けて言っている言葉ですから、父自身、アレもコレも欲しかったのだと思います。社会的名声も、お金も、豊かな生活も欲しい。しかし結局一番大事なものは何かと考え、捨てていったなかで、最後に残ったものが書だったのではないか。(中略)「しあわせはいつも自分のこころがきめる」というのが、父の幸福感を端的に表した言葉です。もう少し詳しく言いますと、禅の影響があってのことと思いますが、“比べない生活”というのを理想としていたようです。(後略) このあと「トマトとメロン」という詩で、我々がついやってしまう「人と比べること」の馬鹿らしさ滑稽さを語ってくれています。トマトはトマトであり、格好いいメロンになれ、って言われてもいい迷惑なのです。 さて、先日山口と広島で25店舗の外食産業を展開しているフジマグループ藤麻一三社長の講演をお聞きしました。お話の中で、相田みつを氏の「そのうち」という詩が紹介されました。聞いたことはありましたが、改めて自分と照らし合わせてみると、確かに「あるある」でした。そんな自分がいました。 「そのうち」そのうち お金がたまったらそのうち 家でも建てたらそのうち 子供が手を放れたらそのうち 仕事が落ちついたらそのうち 時間のゆとりができたら そのうち・・・・・そのうち・・・・・そのうち・・・・・と、できない理由をくりかえしているうちに結局は何もやらなかった空しい人生の幕がおりて頭の上に 淋しい墓標が立つ日が暮れるいまきたこの道かえれない  藤麻社長が勧めたのは、目が覚めたらパッと起きること。時間の早さの問題ではなく、5時でも6時でも7時でも、自然のリズムが目を覚まさせたわけで、迷わずわがままを断ち切って起きるのだ、と。 では、起きられなかったらどうするか? 全個皆完(ぜんこかいかん)という言葉があるのだそうです。すべては善い、という意味。 つまり起きられなかった自分もまた善い、ということのようです。 
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2012.03.02:壱岐産業

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