▼ハモコミ通信2015年10月号
今月も、「まちネタ」(街で見つけたコラムに潜むコミュニケーションのネタ)をお楽しみください。 ◎ 問題点は改善点 Yさんは新人時代、上司から叱られるたびに、自信を失くしていました。  《 自分はこの仕事に向いていないのかもしれない 》と落ち込み、その悩みを親しい先輩に打ち明けると、「期待されている証拠」だと言われました。 そして、次のようにアドバイスをもらったのです。 「誰でも最初はうまくいかないもの。今できないことは自分の伸びしろだよ。叱られたことを自分の問題点と受け止めるのではなくて、より良くなるための改善点と受け止めて努力すれば、きっとうまくいくよ」 人は誰でも、得手不得手があるものです。時には苦手なことに取り組み、失敗してしまうこともあるでしょう。 しかし、苦手の中にこそ、自己成長の可能性が秘められているのです。 先輩のアドバイスを受けてからというもの、Yさんは、上司の忠告を前向きに受け止め、改善への努力につなげられるようになりました。 今では、上司から、とても頼りにされています。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆  <コメント> 問題がある(多い)、と思い悩む人は多いでしょう。でもその問題点が「伸びしろ」だと思えたなら、気分がまったく変わることでしょうね。問題が多い=伸びしろが大きい、ですから ! Yさんのように、先輩からのアドバイスを素直に前向きに受け止めて、改善の努力につなげられる人は伸びますね。 私も営業マン時代、「自分は営業に向いてないのではないか」と何度も思ったことがありましたっけ。あまり落ち込みはしませんでしたが(笑)。  ◎ 一流の「リズム」 スタジオジブリのアニメーション映画の音楽を数多く担当した作曲家の久石譲(ひさいし じょう)氏は、「一流とは、ハイレベルの力を毎回発揮できること」だと述べています。 そのため、作曲の作業に入っている時は、生活のリズムを規則的に保つようにしている久石氏。 気分が乗っているからといって、食事抜きで頑張ろうとすることはなく、常に一定のペースを崩さないよう努めているそうです。 私たちの業務においても、体調や感情の起伏などのコンディションによって、その日の仕事内容に影響が出ることはあり得るでしょう。 調子の良い日ばかりが続けばよいのですが、当然、調子の悪い日もあるものです。 常に自分の力を発揮するためには、まず生活習慣を整えることが大切です。例えば、起床時間を一定にする、始業前に掃除をする、体操をするなど、人それぞれ、良いリズムを生む生活習慣があるはずです。 一流を目指すためには、仕事の技術を磨くことも大切ですが、まずは生活リズムを一定に保つことから始めましょう。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆  <コメント> 確かに調子の良い日も悪い日もあるのが人間ですね。その波を小さくするためには、コラムのように習慣のコントロールは一番いいと思います。 弊社は「様々な状況にマッチする脇役ツール」を提供することにより、波のある生身の仕事人が「現場でイキイキ」パフォーマンスを発揮できるようサポートすることを使命としています。 1 に習慣、2にツール !
→画像[ ]
2015.10.01:壱岐産業

トップへ
(C)壱岐産業
powered by samidare
system by community media (Free CMS)