▼ハモコミ通信2019年4月号
今月も、「まちネタ」(街で見つけたコラムに潜むコミュニケーションのネタ)をお楽しみください。 ◎運が人を選ぶ 世の中には幸運な人、強運な人がいる一方、「自分は運に恵まれない」と感じている人もいるでしょう。 「雀鬼」の異名を持ち、麻雀の世界で一度も負けなしの無敗伝説を作った桜井章一氏は、「運は求めてやってくるのではなく、運が人を選ぶ」と語っています。 では、どのような人に強運や良い運が巡ってくるのでしょうか。 氏は、運に選ばれる秘訣として「変化を感じ取り、流れをつかめばおのずと運命は変わっていく」と言います。 中でも、@人との関係について感じたり考えたりする「相互感」、A全体を見通す「全体感」、B変化のタイミングをとらえる「時の感覚」を意識することが大切で、これらの要素は、互いにつながり合って動いているということです。 運をつかむ権利は誰にでも平等に与えられていますが、待ちの姿勢ではとらえることができないでしょう。 常に、日々の業務の中で、3つの要素を体得するための努力と工夫を続けながら、チャンスを勝ち取りたいものです。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ <コメント> 桜井氏のHPを拝見したら「自分がトップを目指すのではなく、理想的には全員が±ゼロになるよう心がける」とあり、仰天しました。年を重ねて体得した感覚なのでしょうね。 運に選ばれるためには、体調を整えるということも重要ではないかと感じます。もちろんどんな状態でもそれをものともしない強い精神力があれば別ですが。 二日酔いなどはもってのほかですね。飲んでも飲まれないという目標、今のところ負け越しています(苦笑)。 いずれにしても、チコちゃんじゃありませんが、ボーっと生きていては運はつかめなさそうです。@〜Bを磨いて磨いてまた磨き、良い運をつかみとり、つかんだ運を素早い行動で広げていきましょう。  ◎大目に見る 4月は新しい出会いの時期です。新入社員の入社や、社内の異動などで、新しい人間関係が始まります。 新たな環境に入る側、新たな人を迎える側、双方共に、時間が経つにつれて、相手の様々な面が見えてくるものです。 イギリスの神学者トーマス・フラーは「結婚前には両目を大きく開けて見よ、結婚してからは片目を閉じよ」との言葉を遺(のこ)しました。 「結婚に限らず、物事を決める時にはしっかりと見極めること。そして、いったん踏み切ったならば、欠点や不備などが見えてきても、互いに大目に見ることで、円滑な生活を送ることができる」という意味を示しています。 このことは職場でも活かすことができるでしょう。 新たな環境に馴染めなかったり、理想とのギャップに意欲が低下している人は、まず受け入れてみることです。 外部環境を変えようとするより、自分の見方を変えてみることです。 また、迎える側の「大目に見る」目も大切でしょう。見方を変えることで、互いにステップアップしていきたいものです。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ <コメント> 前のコラムで言えば、@とAに相当する部分ですね。 互いに、とありますが、相手がそうしてくれなくても自分はやる、という強い気持ちが必要になります。 違った価値観の中で過ごしてきた人同士が馴染むには時間がかかるのだ、と腹をくくり、『時至るを待つ』勇気を持つことでしょう。
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2019.04.01:壱岐産業

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