▼皮むき間伐
里山の森の整備作業を進めるにあたり、ベースとなる屋根のあるスペースは必須です。 「オレの山築館」(2023年度レンタル完売)の場合は、大型のタープテントで代用してきました。これはこれで悪くありませんが、風に弱いのと、紫外線で生地がもろくなり、やがて張力に負けて破れてしまうので、経済的とは言えません。  「オレの山一迫」では、ログハウス、と言いたいところですが、百歩譲って簡単な丸太小屋を作りたいと思っています。 敷地内に植栽されているスギのうち12本を間伐木として指定。皮むき間伐なるやり方で、イベント仕立てで実施しました。 この塩おにぎりと枝豆のトレイとなっているのは、剥いたばかりのスギの皮(ラップでくるんでますが)。 「皮むき間伐」とは、夏場にスギやヒノキの樹皮(表皮から形成層の部分)だけを剥ぎ、1 年間切倒さず、 立ったままゆっくりと枯らす間伐手法です。 こうすることにより、伐採する時には木の水分がすでに抜けている状態なので、軽々持ち運べるという利点があります。 夏場、というのがミソで、樹皮の下に水分をたっぷり含んでいるので、ツルツルツルッと気持ちよく?けるのです。秋になると少しずつ水分を吸い上げる量が減っていくため、ツルツルとはいかなくなります。 実はたった1週間の違いでそれを実感しました。イベントを実施したのは9月10日。 その中で7本できたのですが、残り5本を翌週9月18日に一人でやりました。1週間前は、子供達でもラクラク剥けたのに、実に剥け方が悪くなっちゃってました。汗だくだく(笑)。  いずれにしても、1年後の伐採〜小屋づくり、楽しみです!
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2023.09.24:hamokomi1

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