▼シャンペトル
私はまったく初めて聞く単語だったのですが、実は1970年代にすでに流行っていた、と。 以下は、「農耕と園芸」というHPから一部抜粋したものです。 日本の花業界でも「シャンペトル」とよばれる花束やアレンジメントのスタイルが広く知られるようになってきた。フランス語のchampêtre、「田園風の、田舎の」というような意味の言葉から出てきたものらしい(champは野原で、「シャンゼリゼ通り」というのは、エリゼの野。つまり、そこが昔は草の生い茂る野や沼だらけだったことを表しているそうだ)。シャンペトルスタイルは1970年代にもパリで流行した。その頃は、野原に咲いた花を無造作に花瓶に投げ入れるというスタイル。現代のシャンペトルは、花材が多種多様になったおかげでより洗練され、ナチュラルなスタイルとして定着している。 今年から1年限定で、業務の都合上、現代農業という雑誌の定期購読を始めました。 その5月号をめくって最初の特集が「今売れている野の草花」というもの。登場しているのは福島県昭和村のKさん。紹介されている山野草を見てびっくり! ニガナ、クローバー、カモガヤ、ササ、カラマツソウ、カラハナソウ、ギシギシ、ヨウシュヤマゴボウ、ヒメジョオン どれもこれも、いわゆる雑草。カモガヤに至っては、花粉症の敵と目されている代表格のうちの1つです。これらが売れるの??? センスがあれば売れるんですね。 確かに、よく行くお花屋さんに、セイタカアワダチソウやヨウシュヤマゴボウが置いてあるのを見てびっくりしたことがありました。 < セイタカアワダチソウ > < ヨウシュヤマゴボウ > やっぱり何事もセンスが重要。そして、ひとたび雑草が売れる、となった時、ものの見方がガラリと変わるのは容易に想像がつきますね。センスに加えて知識・情報が大切です! これまで縁遠かった分野にこそ、様々な可能性が眠っていることを感じた瞬間でした。
→画像[ ]
2024.04.14:hamokomi1

トップへ
(C)壱岐産業
powered by samidare
system by community media (Free CMS)