雨にも負けず、風にも負けず:仕事アラカルト・コミュニティ

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雨にも負けず、風にも負けず
ずいぶん昔のテレビ番組の話です。

ビートたけしがやっていたのですが、番組名は忘れてしまいました。

その中で、民間人をリポートするコーナーがあり、福島県浜通り在住の老人が

出ていました。名前は、「エンペラー吉田」といいます。しゃべっていると、

入れ歯が外れてしまう場面が笑いを取りました。

そのエンペラー吉田さんの信条は、「偉ぐなくとも、正しぐ生ぎる」でした。

長年農業を営んで、吉田○○(下の名前が思い出せない)さんでしたが、余り

に面白い方なので、何度かテレビに出ている内、毎回その信条を言わされる。

それを聞いたビートたけしが、「エンペラー吉田」と名づけたようです。



前置きが長くなりましたが、「一流病」の対極にあるように思いますが、この

「偉ぐなくとも、正しぐ生ぎる」には、正直ウケました。まさに、その通り。

今日の一言のように、私も一流を否定しません。

どんなことでも、得意なこと、興味のあることにひたむきになる。一流とまで

はいかなくても、得意なことを磨く(武器にする)よう後輩には言い続けてき

たことを思い出します。

「偉ぐなくとも、正しぐ生ぎる」とは、どういうことか。

宮沢賢治の「雨にも負けず・・・」の詩ではありませんが、終わりのところは



ヒドリノトキハナミダヲナガシ サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ

サウイフモノニ ワタシハナリタイ



少しズレているかも知れませんが、「清く、正しく、慎ましく、恥ずかしくなく」

良く生きるということ。それが「偉ぐなくとも、正しぐ生ぎる」

これも一流の生き方のように思うのです。「エンペラー吉田」の所以でしょう。

いわゆる、規範といったらいいか、道徳といったらいいか、価値観といったらい

いのか。生きていく上で、正しいものの考え方をもう一度構築(教育)する必要

性を感じるのです。



やはり、社会全体で教育への見直しを考え直す。今日、新しい総理大臣が決まり、

新しい内閣が誕生しました。安倍総理は、教育改革を謳っております。

さて、どういう改革を考えるのでしょうか。

2006.09.26:Copyright (C) イヌ夫君の仕事アラカルト
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