▼代理店と語る業者。
今日もNTT代理店と語る業者から入電…。「機種により不具合が出ていますので今お使いの電話機のメーカー名と型番を教えてください。云々・・・」 いつものことです。古い機種を買い替えさせようとデータを集めているわけです。こういうことに対してNTTさんは基本知らんぷり。我関せずといったところ。 なんと同じようなケースが我々業界にもあります。地元葬儀社でご葬儀をされた方が憤慨していらっしゃいました。その方は自宅葬で葬儀社が何名かで自宅の片付けを手伝ってくれたとのこと。葬儀が終わり翌日、その葬儀社の担当者と片付けをしていたうちの1名が訪問され「仏壇とお墓」の営業をされたそうです。てっきり葬儀社の社員が片付けをしていたかと思ったら、彼はあるところでは○○○仏壇、あるところでは○○○石材と名を変えるブローカーだったのです。 お客様は憤慨され、別日に見えられた葬儀社の社長に問いただしたところ「うちでは頼んでいません。知りません。」と言われたそうです。 冷静に考えるととても怖い話です。どこの輩かともわからないのが自宅に上がり込んで仏壇の有無や程度を物色。翌日営業に訪れ売り込む。 そして葬儀社は知らぬ存ぜぬ…。 今日あった電話の内容と同じだと思います。いろんな新手の手法で入り込もうとするその知恵を他に活用できないのかと常々思いますし、そのことを黙認している方も問題ありだと思います。 電話機に関してはいつも「地元の業者さんが当社のお客さんでもあるので」と言って断りますが、あまりにもしつこいと「本当に用があるなら電話ではなく来たらどうなの?」と言います。 いまだ来た人はいません。 きちんと所在が確かで安心して頼むことができるかどうかは、手間でもその会社を見ることができるということが必要ではないのかと思います。 改めて店を構え、工場を動かし、自社の職人で完結できることの大切さを電話屋さんとブローカーさんから気づかせて頂きました。
2016.02.04:ishiya
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