▼◆熟成美酒と初冬の味覚を楽しむ宴◆
長井吟醸酒倶楽部ささら会の例会にて「熟成美酒と初冬の味覚」を楽しんだ。今回お料理をお願いしたのは会員K氏のご推薦による長井の割烹料理の名店「喜祥 きしょう」さん。
合わせたお酒はご覧の4アイテム、今回は図らずもこれからの山形県の酒造界を背負って立つ期待が大きい若手酒造家が醸した熟成酒の競演となりました。
もちろん全て顔の見えるお付き合いをしているお蔵ですからじっくりと風味を確かめながらも自然と造り手の顔が浮かんできます。
また原料米もそれぞれ違う物という事でどのお酒も秋あがりの丸みを帯びた柔らかな酒質の中にも個性が感じられて好評でした。
さて楽しみにしていた喜祥さんのお料理はどれも繊細で美しく絶妙の味付けに日本料理の粋を観る思いが致しました。
そんなお料理が一品事に運ばれて、お酒が進む〜、進む。
気が付けば何と一人で4合もの量を頂いてしまった計算ですが不思議と皆さん元気なのには驚きです。
酒が無くなったからお開きにするかぁ、なんて感じの幕切れでしたね。
お酒が料理を引き立て料理がお酒を引き立てる好例を身をもって体験した素敵な一夜でしたが、兎にも角にも素晴らしいお料理の数々をご提供頂いた喜祥さんに感謝申し上げます。
どうもご馳走様でした。
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2008.12.03:maru8

その2
先ずは右から「もって菊吟醸和え」、左は素敵な前菜盛り合わせ「車海老照り煮、柚子釜いくら、丸十みかん、鱧キャピタン漬け、木の葉南京、淡雪田楽」、一皿に盛り込まれた季節の風情さえも感じる品々に目を奪われる。
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その3
お吸い物は黄菊と菊葉に焼き帆立のコントラストが美しい「菊花椀」
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その4
焼き物は「銀鱈の西京焼き」、お皿まで温めての心配りに感心しきり。
端に添えられた金柑の蜜煮がまた美味しい。
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その5
御造りは「鰆の焼き霜造り」、ポン酢醤油と紅葉卸しであっさりと頂きました。
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その6
煮物は「百合根かのこ蒸し」、手の掛かった職人技が伝わる逸品です。
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その7
酢の物は「海老とアボガドの黄味酢和え」、円やかな黄味酢がアボガドに好く調和した絶妙な味わい、お料理を引き立てる器の色合いを熟知した感性の高さに脱帽。
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その8
デザートは上品な甘さの「蕨もち」、ついつい一片口に運んでからのパチリ。(^^ゞ この他にお食事として「銀杏ご飯」、と香の物が供され大満足の一時でした。
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2008.12.03:

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