▼■男の手料理と山廃酒■
4月7日、春到来の日曜日にも関わらず全国的に強風大荒れの天候、当に春の嵐の一日でした。
これじゃバイクの初乗りは無論の事、野外では何もできるわけがなく家でまったりぼんやりと過ごすのも勿体ないと思い。
思い立ったのが晩の肴を作る事。
レシピ本を眺め回してようやく決まったお料理が‘烏賊と海老のトマトソース煮’というわけです。
先ずは材料の下準備、ベースのトマトソースを仕込みます。
タマネギとニンニクをみじん切りにしてオリーブオイルで炒めます。
刻んだタマネギ君のお蔭で悲しくもないのに泣かせて頂いて。^^;
火が通ったところでトマトの水煮を投入し、塩コショウで味を調えながらひたすら煮詰めて行きます。
体積が3分の2程になったところでソースは完成。
後は下処理を施した烏賊と海老をオリーブオイルでソテーして(風味付けに赤唐辛子とガーリック)
例のトマトソースを適量加えて数分煮込めば出来上がり。
思い起こせば簡単なお料理ではあったんでしょうが何せ台所に立つのは久しぶり、段取りが悪いのが玉に傷。
怒られながらも家人のご指導の下、何とか無事に出来上がったこのお料理。
食卓を囲む家族4人の評価も宜しく皆から美味しいと言って頂けましたよ。
褒められれば図に乗るのが悪い癖で‘俺の料理も満更ではないだろう’と意気揚々としていると、‘この次は何を作ってくれるのかなぁ、肉料理が食いたいな’等という声がでる始末。
おお、これはいかん、いかん、‘またそのうちな・・’と言葉を濁してと。
さて話しを戻して、トマトの酸味が利いたこの会心作、作りながら合わせるお酒をあれやこれやと思案する。
無難に白ワインも悪くはないがそれじゃ芸がない。
そして思いついたのがこのお酒、‘磐城壽 山廃純米生原酒’の登場と相成った次第。
予想通りこの酒の濃密な旨味とトマトソースの酸味が素晴らしいマリアージュを奏でてくれましたよ。
これには家人も納得のご様子で、我ながら大満足の一夜となりました。
然るに偶には‘ご馳走さま’と言われるのも嬉しいものですね。
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2013.04.09:maru8
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