▼◆店頭にて◆師走その弐
早朝から快晴に恵まれた師走の28日、本日も定休日返上での営業です。早いもので今年も残すところ後三日となってしまいましたね。このところ二日続けて天気が良くて助かってはおりますが、家屋の裏手は雪の山と化していて何とかしなくてはならない状態なのですが。如何せん年末の繁忙期という事で連日沢山の方々にご来店頂いており、それと通販の発送作業に追われて除雪に手が回らないというわけです。そんな忙しさの合間を縫って綴っているこのブログですが、駆け足で一年を振り返ってみると実に早い一年間だったというのが実感ですね。印象に残っている事も多々ありますが、その筆頭はお客様から頂戴した心温まるお手紙です。それは10月のある日突然届いた封書、裏書きには「秋上がりのファンより」と記されてありました。封書の中には便箋二枚に綴られた手書きの文字で店頭でお勧めした「羽陽錦爛 純米吟醸 秋あがり」がご両親にとても喜んで頂けた事のご報告とお礼のお気持ちが記されてありました。地酒の美味しさを伝えるこの商いを続けて二十数年、初めて頂戴した感謝のお手紙を拝読し熱いものが胸に込み上げてきて家内共々嬉しさの感慨に浸った一時でした。一通のお手紙が改めて教えてくれたこの仕事の意義と幸せな気持ち。これを励みにこれからも精進して参る所存です。さて、前回の‘師走その壱’でご紹介していない年末年始にお勧めのお酒をご案内致しましょう。先ずは昨年大好評を頂いた純吟生酒の逸品‘くどき上手 純米大吟醸しぼりたて’。透明感のある綺麗な味わいながら米のエキスを十分に引き出した旨味が口中に心地良く広がります。そして先日サプライズで再入荷した‘冬の月 薄にごりあらばしり’。優しい甘味と綺麗な香りが優しく調和した雫酒の逸品でグラスに注げばまるで朝もやに包まれたかのように淡い薄にごりが広がりますよ。熟成酒では店頭で一際輝きを放つ裏・雅山流シリーズの最高峰‘裏・雅山流 極華’年越しやお正月のハレの一本に如何でしょうか。更には特別純米の旬宝シリーズがブレイクして嬉しい悲鳴の若乃井さんから番外編が入荷、‘若乃井 特別純米番外編’、華やかなお酒の後を引き継ぐ最良のリリーフエースかと。お正月のご馳走を引き立てる食中酒として最適です。ぜひ一本ご用意ください。さてさて、徒然に書込んで参りましたが今年はこれが最後のアップとさせて頂きます。気合いを入れて後三日、有終の美を飾りたいと思います。(^^♪今年も一年間この拙いブログにお付き合い頂きありがとうございました。皆様どうぞ良いお年をお迎えください。
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2014.12.28:maru8
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