▼◆新年初しぼり◆雪の酒蔵にて
新年明けましておめでとうございます。
皆様良いお年をお迎えの事と存じます。
今年も‘酒屋おやじの気まぐれ日記’にお付合いの程お願い申し上げます。
正月2日の午前中、当店から程近い酒蔵にて純米酒の上槽(酒のモロミを搾り酒と粕に分離する作業)がありお手伝いに伺いました。
人間は休んでいてもモロミは休む事なく発酵しておりまして待っていてはくれません。
上槽のタイミングは微妙ですから時には予定を外したつもりのこのような時でも搾って酒にしてやらなければならない時もあるのです。
酒袋にモロミを詰めて槽(フネ)と呼ばれる搾り装置に積んで行くと重なり合ったモロミの圧力により槽口からほとばしる新酒が誕生するのです。
新年早々に生まれたお酒は香りの上品な端整な味の純米酒でした。
そして夕餉の晩酌で飲んだのは年末に蔵出しされたこの蔵の新酒‘誉小桜 本醸造’、マスカットや青リンゴのような瑞々しさは白ワインを連想させる香味で一緒に食したチーズやエビチリ、ローストビーフとの相性はドンピシャ。
この個性は素晴らしい、当に地酒の真骨頂を見る思いです。
蔵人の 息吹聴こえる 初しぼり 平成20年初春
→画像[大 中 小]
2008.01.03:maru8
今年も宜しくお願いします。
書き入れ時に絶好調のようで何よりです。
我々が正月だ〜なんてのんびりしている時にも働いていらっしゃる方々がおられるお陰でおいしいお酒も出来るんですね。
”その息吹 蔵の四隅に 広がりて
やがて世間の 左利きにも”
お粗末(^^♪
2008.01.03:Sendust
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