▼ZICOの贈り物
W杯も間もなく終わる。総評するにはまだ早い気もするけど、
今年の大会は、審判のつらい大会のようだ。ボールがゆっくり収まらないのだ。
どの試合を観てもスピーディで、速い展開が多く、
メカを導入しようかと迷った大会でもあったようだが、やはり早い。
今まで予選リーグで良く目にした試合は、たいていはどちらかのチームがボールを支配すると
相手チームは、チーム全員の呼吸を合わせるかのようにインターセプトを確実に出来るまで
前に出なかったが、本大会に入ってからの試合は、まったくと言っていいほど、どちらかのチームが
ボールをゆっくり支配したのを見たことが無い。
つまりどのチームも自分のチームの得意の戦術体系に入っていけないほど早い奪い合いなのだ。
つまりチーム全体が 動くのを待つのじゃなくて 個々がそれを考えひらめきで展開切り替えして
やっていくことが重要で、待つと言うことがないのだ。いかにその気持ちを持った選手が多くいるかで
試合の勝敗が決まっているような気がする。
まさに ZICOの言ってきたことそのもののなんだろう。
後残り少ない試合だが、その辺を感じて観ていても感動を得られる。
8月には次のアジア予選が始まる。そう言う選手を多く育てるのが、ファンなんだろうと思う。
→画像[ ]
2006.07.01:K.Y

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