ジュアン「行者菜と自家製トマトのジャムで馬肉にもバッチリ」:かせきのたまご発掘プロジェクト
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ジュアン「行者菜と自家製トマトのジャムで馬肉にもバッチリ」
2012.08.28:Copyright (C) フランス料理ジュアン通信
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先日飯豊町の道の駅 めざみの里への道すがら隣に乗っていたマダムが急に、やっぱり秋が近いんだね、ススキが出ててるよと。
目をやるとなるほどススキの穂が所々に見えます。また田んぼの稲穂の穂先もだいぶ黄色みを帯びてきていていましたね。
暦の上では処暑を過ぎて朝晩は余程涼しく気持ちがよくなってきて秋が近いのですが連日の暑さ続きでそこまで目をやる余裕がなかったというのが正直なところです。
間もなく9月になります。
料理の構成も秋物に移行しなくちゃ・・・・なんて色々思案していたそんな時、長井特産の行者菜生産者の方から、何か行者菜メニューを考えて店のメニューとして出してもらえないかとのお話をいただきました。
出来れば新聞の折込に載せたいので何とか早めに・・・・。
折込の締め切りまで3日間しかないのでと、とっさに言われてもアイデアがそうそう泉が沸く様に出て来る訳もなく。
じゃぁ その間に何とかという事で話を受け取り、ありきたりな物じゃ面白くないし、色々考えた末に出来たのが、
”行者菜と青トマトのジャム”を作って見ました。
これは毎年トマト生産の終り頃に赤くならないトマトが大量に出るのでそれを利用して我が家では自家製のジャムを作るんです。
もちろんお客様のテーブルにも出ていますよ。
マダムのひらめきでこれをヒントに行者菜もニンニク系なのでトマトと相性はいいはずだといざチャレンジ。
とはいっても行者菜の入る量とか出来上がるまではちょっと不安の方が先立っていましたがいざ出来てみたら不思議なくらい旨いんです。
そこでこんな試食を作ってみました。
1・ポークソテーに・・・・豚肉はフルーツとか甘い物と酸味系がよく合うのでこれを合わせて見たら意外とさっぱりと食べられました。デリシャスです。
2・魚のムニエルに・・・・本日のランチのご予約のお客様に試しに、お断りをして食べていただきました。結果は、皆さん皿をなめたごとくきれいに
なって帰ってきました。良かった。
3・8月29日は馬肉の日 「馬肉のローストに」・・・味が淡白なのでいいかも。
4・ガーリックトーストに載せて、簡単な前菜にもバッチリです。
ひょんな所から新しい商品が出来てしまって、内心こんな単純な発想でいいのだろうかと思うのですが。
この行者菜を使った各店舗のご案内は9月初旬ごろの集合広告に載るそうですのでぜひご覧になって下さい。
それに伴い当店メニューにも登場しますのでぜひご賞味いただければと思います。
ちなみにこちらは
今週のジュアンランチ¥900サラダ ソフトドリンク 小菓子 付き
自家栽培バジルのパスタ パンチェッタ添えです。