明日から8月ですね〜:「みんながよい家づくり」株式会社菊池技建|山形の住宅メーカー

株式会社 菊池技建
明日から8月ですね〜


今年の夏は、ことのほか”暑さ”が突き刺さる感じがしています。

エアコンのない自宅では、そうめん率が高くなっていますwww(>_<)



先日、「西日が暑くて・・・。何とかならないでしょうか?」という

お問い合わせを頂きました。

建物において熱の出入りが一番大きいのが窓。

夏期の”暑さ”は、太陽から降り注ぐ、熱線(電磁波)が大きな原因となります。

木陰に入り、太陽からの熱線を浴びないと涼しく感じるのはこのためです。




熱移動の三原則「伝導・対流・輻射」

伝導=アイロン、対流=ファンヒーター だとイメージし易いと思います。

輻射=熱線(電磁波)が物体内の分子を激しく振動&衝突によっておこる熱が、空中に放射される



太陽と地球は1億5千万kmも離れていて、宇宙空間には空気がありません。

接触や空気の介在が必要な、伝導や対流はありえません。

では、なぜ太陽が当たるところは暖かい(暑い)のでしょう?

太陽からの熱線(電磁波)がさまざまな物体の分子を振動させて

熱を発生させ、その物体の熱が空気中に放射されているのです。

電子レンジで物が温まるのはこの電磁波のおかげです。




太陽からの熱線(電磁波)が物体に降り注がなければ、物体が

熱を帯びることはありません。

それを防ぐ唯一の方法が、”反射”(^^)/

電子レンジで何かを温める際、アルミホイルがNGなのは

電磁波を反射し、温めたいものに電磁波が届かなくなるからです。



太陽からの熱線(電磁波)が届かなくなるようにするには・・・

温めたくない”ものの外側”に熱線(電磁波)を”反射させるモノ”を

設置するのがお勧めです!

すだれやよしずが窓の外側なのも、納得できますね。




古民家の軒先の長い下屋、縁側や広縁など、太陽からの熱線(電磁波)が

建物の奥へ届かないようにして、夏を涼しく過ごしていた

日本人の知恵もすばらしいですね(^^♪




2018.07.31:Copyright (C) 菊池技建|清水美香
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