長井古写真物語 47 長井警察署初代庁舎:長井市観光ポータルサイト

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長井古写真物語 47 長井警察署初代庁舎


長井市文教の杜に保管されている古写真を紹介します。一枚の写真から情報を読み込みます。



 初代長井警察庁舎は、明治14年、大町摂取院入口の北側、撞木橋の北隣に新築されました。明治14年4月7日起工、11月24日に開業しました。庁舎手前に写っているのは、撞木橋と上人松です。
 敷地は東西14間(25.2m)、南北6間半(11.7m)で、本庁舎一棟(間口5間、奥行き5間)、外に留置場一棟、便所、掲示場、柵13間半、板塀19間半の整備でした。寄附で賄われ、寄附金総額は1967円。
 洋風建築三層造りで三階は望楼で、警鐘台となっています。明治11年に洋風建築の西置賜郡役所ができ、続く14年にこの建物ができたわけですから、当時の人は驚いたと想像できます。最先端のハイカラな警察署庁舎は長井の名物となりました。


(トップ写真は、文教の杜コレクションのガラス瓶です)
2014.04.04:Copyright (C) 読みもの長井物語
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